[1] [DFN[[CODE(HTMLe)@en[[[rtc]]]] [[要素]]]]は [[HTML]] の[[複雑ルビ]]構文において複数の
[CODE(HTMLe)@en[[[rt]]]] [[要素]]から成る[[ルビ文]]を束ねる役割の[[要素]]として用いられていました。
現在では[[複雑ルビ]]構文が使われていないため、 [CODE(HTMLe)@en[[[rtc]]]]
[[要素]]も [[HTML]] には含まれていません。

[12] 
[[政治的]]事情で生み出され、[[標準化団体]]の政治に翻弄され続けています。
[SEE[ [[ruby]] ]]

[13] 
技術的には現行 [CODE[ruby]] 仕様は [CODE[rtc]] 要素なしで十分な表現力があり、
今更 [CODE[rtc]] の出る幕はありませんが、まだ謎の熱量で [[HTML]] 
仕様に押し込もうとしている人達もいます。

* 関連

[8] [[WebRTC]] とは無関係。

* 歴史

[7] 
[CODE[ruby]] の歴史の項も参照。

[2] [CITE@en-US[Internationalization Tag Set (ITS) Version 1.0]]
( ([TIME[2007-04-03 09:11:18 +09:00]] 版))
<http://www.w3.org/TR/its/#selection-local>

-[3] [CITE@en[Support rb and rtc elements in the parser (ruby) · whatwg/html@8d1c8af]]
([TIME[2015-11-11 20:57:46 +09:00]] 版)
<https://github.com/whatwg/html/commit/8d1c8affec71058de29f8051cb2fa7f7bbad1fe6>
- [6] [CITE@en[Support rb and rtc elements in the parser (ruby) by annevk · Pull Request #101 · whatwg/html · GitHub]], [TIME[2024-09-07T04:04:16.000Z]] <https://github.com/whatwg/html/pull/101>


[9] >>6
この時代 [CODE[ruby]] の実装は[[Webブラウザー]]ごとにバラバラになっていた。
その元凶は [[Gecko]] が突っ走って変な実装をしたことで、
その更に元凶は [[W3C]] [[HTML WG]] が独自仕様の [CODE[ruby]]
を [CITE[HTML 5.1]] に突っ込んだことで、
その大元は [[W3C]] [[i18n WG]] が20世紀末に[[政治的]]に複雑化された(けど誰も実装しなかった)糞仕様をこの時代まで(時代の変化を読めずに)ずっとゴリ押しし続けたこと。

;; [10] 政治的な顛末は [CODE[ruby]] の歴史の項を参照。

;; [11] で、これはこの後の時代も今度は [[CSS WG]] だったり外部の変な自称専門家たちが政治的圧力を掛け続けている
(が金や人は出さない)。
[SEE[ [[ruby]] ]]




[FIG(data)[ [216] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[rb]]
:[F[要素名]]:[CODE[rtc]]
:日付:[TIME[2015-09-10]]
:説明:
[TIME[2015-09-10]]、
[CITE[HTML Standard]]
の[[構文解析器]]に
[CODE[rb]],
[CODE[rtc]]
が追加された。
各[[Webブラウザー]]の実装差の混乱を収拾するために新たに合意された挙動だった。
[[著者]]の利用は認められていない。
:出典:
[REFS[

-
[DFN[HTML:RbRtc]]:
[CITE@en[Support rb and rtc elements in the parser (ruby)]], 
[DATA(.author)[[[annevk]]]], 
[TIME(.published)[2015-09-11 01:03:30 +09:00]], [TIME[2024-09-07T04:21:18.000Z]] <https://github.com/whatwg/html/commit/8d1c8affec71058de29f8051cb2fa7f7bbad1fe6>
]REFS]

]FIG]

[FIG(data)[ [17] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[rtc]]
:参照:[CODE[rt]]

]FIG]



[14] 実装差異を減らすため、といいつつ、確かに[[構文解析器]]の差はなくなったけど、
そもそも [[Gecko]] が変な実装をしなければそんなことにはならなかったわけで。
そして[[構文解析器]]の差がなくなっただけでその他の差は変わらずだし。

[15] [[Gecko]] が間違った実装だったと素直に削除すれば、元の状態に戻って実装の差異はなくなっていたのにね。

[16] なぜ [[WebKit]] と [[Chromium]] は実装するつもりがない [CODE[rtc]] をわざわざ対処することにしたんだろうね。


[4] [CITE@en[some updates to ruby elements / issue #115]]
([[jasonkiss]]著, [TIME[2018-02-08 05:11:18 +09:00]])
<https://github.com/w3c/html-aam/commit/386c23138de2e0dd0723805392b0c20a9c536f16>

[5] [CITE@en[Complete <ruby> related mappings · Issue #115 · w3c/html-aam]]
([TIME[2018-02-08 16:54:53 +09:00]])
<https://github.com/w3c/html-aam/issues/115>