- [1] JIS X 0201:1997 『7ビット及び8ビットの情報交換用符号化文字集合』。
- [2] 通称 [[JISCII]]。 (最近は聞かない。)

[3] [[ISO/IEC646の版]]である[[ラテン文字用図形文字集合]]と、 [[JIS]] 独自の[[片仮名用図形文字集合]]が定義されている。

* ラテン文字用図形文字集合

[6] [DFN[ラテン文字用図形文字集合]]は、
[[ISO/IEC 646の版]]です。

[20] [[円問題]]

[21] 
[[JIS X 0201]] 自身以外の利用:
[[JIS X 0208]],
[[JIS X 0213]],
各種[[シフトJIS]],
各種[[ISO-2022-JP]]/[[7ビットJIS]]一族

** 怪しい文字の名前

- [CODE[OVER LINE]]
- [CODE[BPACKET]]
- [CODE[VOICED SOUND MARK]]

* 片仮名用図形文字集合

[7] [DFN[片仮名用図形文字集合]]は、
[[片仮名]]の[[文字集合]]です。

[8] [[半角文字]]で実装されることが多く、俗に[[半角カナ]]と呼ばれました。

[10] 
[[JIS X 0208:1997]] 附属書5表1,
[[JIS X 0213:2000]] 附属書5表1 に
[CSECTION[JIS X 0201 の片仮名用図形文字集合の代替名称]]
の規定があります。
[[シフトJIS]]に関する定義に関係する規定があります。
[SEE[ [[代替名称]], [[シフトJIS]] ]]

[11] [CITE[Very old fj.kanji discussion 573/622]], [TIME[2008-11-08T10:28:17.000Z]], [TIME[2022-05-04T07:42:42.933Z]] <https://ie.u-ryukyu.ac.jp/~kono/fj/fj.kanji/573.html#start>

[22] 
[[JIS X 0201]] 自身以外の利用:
[[JIS X 0208]],
[[JIS X 0213]],
各種[[シフトJIS]],
各種[[日本語EUC]],
各種[[ISO-2022-JP]]変種

[23] 
[[Unicode]] には[[符号位置]]順そのままで[[半角片仮名]]として収録されている。

[25] 
[[終端バイト]]は [[OCR-K]] にも流用されています。


[33] 
[[ISO-IR]] 13 の登録内容は [[JIS X 0201:1997]] と微妙に違います。
当時の [[JIS X 0201]] はどうだったのでしょう?

- [34] [CH[。]], [CH[「]], [CH[」]], [CH[,]] の説明には KATAKANA とあります。
- [35] [CH[・]], [CH[ー]], [CH[゛]], [CH[゜]] の説明には KATAKANA とはありません。
- [36] [CH[、]]のかわりに[CH[,]]があります。
- [37] [CH[゛]]の字形が違います。


[41] 
[CITE@ja[23_2.pdf]], [TIME[2025-01-18T01:26:40.000Z]] <https://www.jstage.jst.go.jp/article/johokanri/23/1/23_2/_pdf#page=5>

[42] >>41 の濁点も [[ISO-IR]] と同じような字形。
[CH[、]]も[CH[.]]になっている。

[43] 
字形問題は[[OCRフォント]]も参照。

[45] 
[[T.52]] は [[JIS X 0201]] を参照せず、同じ[[終端バイト]]で同等のものを規定しています。
[[例示字形]]は独自のもので、一般的な[[半角カナ]]に近いものに見えます。
#page=37 に規定。
#page=87 [[符号表]]。

* 符号化表現

[12] 
[[JIS X 0201:1997]]
は4つの[[符号化文字集合]]を定めています。

[13] [DFN[ラテン文字用7ビット符号]]

- [[C0]] : [[JIS X 0211]] [[C0]]
- [CODE(charname)@en[SP]]
- [[GL]] : [[JIS X 0201]] [[ラテン文字用図形文字集合]]
- [CODE(charname)@en[DEL]]

[14] [DFN[片仮名用7ビット符号]]

- [[C0]] : [[JIS X 0211]] [[C0]]
- [CODE(charname)@en[SP]]
- [[GL]] : [[JIS X 0201]] [[片仮名用図形文字集合]]
- [CODE(charname)@en[DEL]]

[15] [DFN[ラテン文字・片仮名用7ビット符号]]

- [[C0]] : [[JIS X 0211]] [[C0]]
- [CODE(charname)@en[SP]]
- [[G0]] : [[JIS X 0201]] [[ラテン文字用図形文字集合]]
- [[G1]] : [[JIS X 0201]] [[片仮名用図形文字集合]]
- [CODE(charname)@en[DEL]]
- [[固定シフト]] [CODE(charname)@en[SI]], [CODE(charname)@en[GO]]
- [[GL]] 初期状態は[[情報交換の当事者間の合意]], [[ラテン文字用図形文字]]「望ましい」

[24] [[JIS X 0201]]:1997 の[DFN[ラテン文字・片仮名用8ビット符号]]
[SRC[[[JIS X 0201]]:1997 6.4]]:
- [[8ビット符号]]
- [[CL]]: [[JIS X 0211]] の [[C0集合]]
- [[GL]]: [[JIS X 0201]]:1997 の[[ラテン文字用図形文字集合]]
- [[CR]]: [[JIS X 0211]] の [[C1集合]]または未使用
- [[GR]]: [[JIS X 0201]]:1997 の[[片仮名用図形文字集合]]




([[名無しさん]] [sage] [WEAK[2005-08-26 11:56:23 +00:00]])


[16] [DFN[ラテン文字・片仮名用8ビット符号]]

- [[C0]] : [[JIS X 0211]] [[C0]]
- [[C1]] : [[JIS X 0211]] [[C1]] または使用しない
- [CODE(charname)@en[SP]]
- [CODE(charname)@en[DEL]]
- [[GL]] : [[JIS X 0201]] [[ラテン文字用図形文字集合]]
- [[GR]] : [[JIS X 0201]] [[片仮名用図形文字集合]]

[17] 
[[重ね打ち]]可能

[18] 
[[片仮名用7ビット符号]]なんて使ってるところある(あった)んですかね?




** 符号拡張法

[SEE[ [[JIS X 0202]] ]]

[19] [[指示シーケンス]]の[[終端バイト]]の登録前先走り問題
[SEE[ [[指示シーケンス]], [[JUNETコード]] ]]

* 文脈

[4] 
現在では単独で使われることはまずありません。

[5] 
[[シフトJIS]]の1バイト部分としてよく使われていました。
[[Unicode]]
化の進展で使われることは稀になってきています。

[9] 
[[ISO-2022-JP]]
や
[[EUC-JP]]
で一部として使われました。

* コードページ

;; [29] [[CP895]] は他にもあります。

[56] [CITE@ja[CP00895X - CP00895.pdf]], [TIME[2005-12-09T15:51:12.000Z]], [TIME[2025-06-18T14:42:20.478Z]] <https://public.dhe.ibm.com/software/globalization/gcoc/attachments/CP00895.pdf>

[58] [CITE@ja[CP00896X - CP00896.pdf]], [TIME[2005-12-09T15:51:48.000Z]], [TIME[2025-06-18T14:43:37.163Z]] <https://public.dhe.ibm.com/software/globalization/gcoc/attachments/CP00896.pdf>

[54] [CITE@ja[CP00897X - CP00897.pdf]], [TIME[2005-12-09T15:52:24.000Z]], [TIME[2025-06-18T14:37:24.241Z]] <https://public.dhe.ibm.com/software/globalization/gcoc/attachments/CP00897.pdf>

- [60] [CITE@en-US[IBM Globalization - Code page identifiers - CP 00903]], [TIME[2025-06-18T14:50:12.000Z]], [TIME[2016-03-17T08:12:31.006Z]] <https://web.archive.org/web/20160317081123/http://www-01.ibm.com/software/globalization/cp/cp00903.html>
- [61] [CITE@ja[CP00903X - CP00903.pdf]], [TIME[2005-12-09T15:54:49.000Z]], [TIME[2025-06-18T14:50:24.991Z]] <https://public.dhe.ibm.com/software/globalization/gcoc/attachments/CP00903.pdf>

[63] [CITE@ja[CP01042X - CP01042.pdf]], [TIME[2005-12-09T16:17:08.000Z]], [TIME[2025-06-18T14:52:46.431Z]] <https://public.dhe.ibm.com/software/globalization/gcoc/attachments/CP01042.pdf>

[68] 
[CITE[Wayback Machine]], [TIME[2025-06-18T14:59:01.000Z]] <https://web.archive.org/web/20150708055629/http://www-03.ibm.com/systems/resources/systems_i_software_globalization_pdf_cp01086z.pdf>

[66] [CITE[Wayback Machine]], [TIME[2025-06-18T14:57:07.000Z]] <https://web.archive.org/web/20150708052353/http://www-03.ibm.com/systems/resources/systems_i_software_globalization_pdf_cp01139z.pdf>


[62] [CITE@en[JIS X 0201 - Wikipedia]], [TIME[2025-06-17T20:17:33.000Z]], [TIME[2025-06-18T14:50:42.716Z]] <https://en.wikipedia.org/wiki/JIS_X_0201#IBM's_implementations>

* 点字

[SEE[ [[点字の文字コード]] ]]

* 独自の拡張

[38] [[シフトJIS]]も参照。

- [39] [CITE[Appendix A.10 キャラクタコード表 - MSX Datapack wiki化計画]], [TIME[2025-01-13T12:50:53.000Z]] <http://ngs.no.coocan.jp/doc/wiki.cgi/datapack?page=Appendix+A%2E10+%A5%AD%A5%E3%A5%E9%A5%AF%A5%BF%A5%B3%A1%BC%A5%C9%C9%BD>
-- [40] 
[CITE[Appendix A.11 グラフィックキャラクタコード表 - MSX Datapack wiki化計画]], [TIME[2025-01-13T12:52:10.000Z]] <http://ngs.no.coocan.jp/doc/wiki.cgi/datapack?page=Appendix+A%2E11+%A5%B0%A5%E9%A5%D5%A5%A3%A5%C3%A5%AF%A5%AD%A5%E3%A5%E9%A5%AF%A5%BF%A5%B3%A1%BC%A5%C9%C9%BD>


* 比較

[46] 
伝統的な[[日本]]の[[文字コード]]は[[いわゆるJISコード]]、
[[日本語EUC]]、
[[シフトJIS]]
の3体系があります。
これらのいずれもが何らかの形で [[JIS X 0201]]
と関わりを持ちます。

[47] 
3体系とも [[ASCII]] または [[JIS X 0201]] [[ラテン文字用図形文字集合]]を使います。

[48] [[いわゆるJISコード]]ではどちらも使えますが、区別できる実装は多くありません。
(数少ない区別可能な実装の1つが [[Emacs]] ([[Mule]]) なので、
初期の利用者数でみれば区別されることも多かったのですが。)

[49] [[EUC]] と[[シフトJIS]]ではどちらかを選ぶことになり、
前者では [[ASCII]]、後者では [[JIS X 0201]] が定義上は正しいのですが、
そうでない実装もあります。また、表示の実装と [[Unicode]] への変換の実装が異なることもあります。
現在では[[シフトJIS]]であっても [[ASCII]] であるかのように変換される実装がほとんどすべてですが、
表示は揺れています。

[50] 
[[シフトJIS]] では [[JIS X 0201]] [[片仮名用図形文字集合]]は基本的な構成要素であり、
符号構造自体が [[JIS X 0201]] の[[8ビット符号]]の拡張となっています。
一方で[[いわゆるJISコード]]と[[日本語EUC]]では必ずしも実装されておらず、
軋轢のもとでした。そうでなくても表示されなかったり、
[[JIS X 0208]] の[[仮名]]に変換されたりすることがあります。

[51] 
[CITE[ICU]]
の
[DFN[[CODE[aix-JISX0201.1976_0-4.3.6]]]],
[DFN[[CODE[aix-JISX0201.1976_GR-4.3.6]]]]
は、
[N[7/14]]
を
[CC[U+203E]] [CH[‾]]
ではなく
[CC[U+00AF]] [CH[¯]]
に変換します。 [[JIS X 0201:1997]] とは矛盾しています。

[52] 
[CITE[Encoding Standard]]
の
[CODE[iso-2022-jp-katakana.txt]]
は、
[[片仮名用図形文字集合]]から[[片仮名]] ([[全角カタカナ]]) 
への変換表です。
[[JIS X 0201:1997]] 規格本体に整合する使い方です。

[53] 
しかし他の [[JIS X 0201]] の変換表や[[シフトJIS]]や[[日本語EUC]]の変換表や[[いわゆるJISコード]]の実装の多くは、
>>52 とは違って[[半角カタカナ]]に対応付けています。
[[JIS X 0201:1997]] 規格本体には整合しませんが、
[[JIS X 0208:1997]] 附属書で定められた[[代替名称]]には整合します。
(単体の [[JIS X 0201]] や [[ISO-2022-JP]] での[[代替名称]]の利用は、
規格に定めのない使い方です。)

[57] 
[[CP895]] [SRC[>>56]] と [[CP903]] [SRC[>>60, >>61, >>62]]
は [[JIS X 0201]] [[ラテン文字用図形文字集合]]の[[7ビット符号]]と同等です。


[59] 
[[CP896]] [SRC[>>58]] は [[JIS X 0201]] [[片仮名用図形文字集合]]の[[7ビット符号]]に加え、
[N[0x60]] から5文字追加しています。 [CH[\]] や [CH[~]] も含まれます。

[67] 
[[CP1139]] [SRC[>>66]] は [[JIS X 0201]] の[[8ビット符号]]と同等です。

[55] [[CP897]] [SRC[>>54]] は 
>>67
に[[OEMコードページ]]等の要領で [[C0]] に[[図形文字]]を割り当てています。
[[CP1086]] [SRC[>>68]] はそれとよく似ていますが、少し違います。

[64] 
[[CP1041]]
は >>55 に更に記号を追加したものです。 >>59 の追加文字ですが、符号位置は異なります。

[65] 
[[CP1042]]
は >>57 に更に記号を追加したものです。 >>64 の追加に近いですが、一部異なります。
互換性はありません。

[69] 
この他 [CITE[ICU]]
に含まれる [[JIS X 0201]] や[[シフトJIS]]の変換表には追加文字等が微妙に違うものがいくつかあります。

[70] 
[[MacJapanese]]
や
[CITE[ICU]]
の
[CODE[windows-10001-2000]]
は、
いくつか追加しています。 [[IBM]] のものと互換性はありません。


[26] 
[[Casio character set]]
の一種に、
[[JIS X 0201]] の空きや[[制御文字]]の領域に独自の文字を追加したものがあります。
[N[0xA0]] に [CN[NBSP]] もあります。
[N[0xEF]] に [CH[\]] があります。
[SRC[>>27]]

[28] 
[[Sharp pocket computer character sets]]
の一種に、
[[JIS X 0201]] の空きや[[制御文字]]の領域に独自の文字を追加したものがあります。
[N[0xA0]] に [CN[NBSP]] もあります。


[REFS[

- [27] [CITE@en[Casio calculator character sets - Wikipedia]], [TIME[2025-06-17T21:25:01.000Z]], [TIME[2025-06-21T13:56:30.585Z]] <https://en.wikipedia.org/wiki/Casio_calculator_character_sets#FX-850P%2C_FX-880P%2C_FX-890P%2C_Z-1%2C_Z-1GR>

]REFS]

* 歴史

[44] 
[TIME[昭和44(1969)年][1969]]制定。


* メモ

[32] 16ビット符号での利用例: [[JIS X 0207]] の実装事例参照