[1] [DFN[[RUBYB[媒体文書]@en[media document]]]]は、[[画像]]や[[動画]]、[[音声]]への [[navigate]]
で作成される[[文書]]です。

;; [2] [[プラグイン文書]]とは違って[[媒体文書]]は仕様書上の用語ではありません。

;; [12] [[WebKit]] では[[画像]]を表示するものが [CODE[[[ImageDocument]]]]
と呼ばれているようです。

* 仕様書

[REFS[
- [3] [CITE@en-GB-x-hixie[HTML Standard]] ([TIME[2015-04-25 04:40:19 +09:00]] 版) <https://html.spec.whatwg.org/#read-media>
]REFS]

* 媒体文書の構築

[5] [[navigate]] は次のようにして[[媒体文書]]の
[[DOM]] を構築することになっています。

;; [[navigate]] への[[引数]]のうち、[[資源]]を参照します。

[7] 当該[[文書]]で [[AppCache選択アルゴリズム]]を[[マニフェスト]]無しで実行しなければ[['''なりません''']] [SRC[>>3]]。

[6] 次のようにして[[文書]]の[[子孫]]を作成する[['''べきです''']] [SRC[>>3]]。

;; なぜか [['''SHOULD''']] にとどまっています。

[FIG(steps)[
= [[文書]]に [CODE(HTMLe)@en[[[html]]]] [[要素]]を [[append]] します。
= [CODE(HTMLe)@en[[[head]]]] [[要素]]と [CODE(HTMLe)@en[[[body]]]]
[[要素]]を [CODE(HTMLe)@en[[[html]]]] [[要素]]に [[append]] します。
= [[要素]]を [CODE(HTMLe)@en[[[body]]]] [[要素]]に [[append]] します。
=- [[画像]]なら、 [CODE(HTMLe)@en[[[img]]]] [[要素]]とします。
=- [[動画]]なら、 [CODE(HTMLe)@en[[[video]]]] [[要素]]とします。
=- [[音声]]なら、 [CODE(HTMLe)@en[[[audio]]]] [[要素]]とします。
= その[[要素]]の [CODE(HTMLa)@en[[[src]]]] [[属性]]に[[資源]]の [[URL]] を設定します。
]FIG]

[8] [CODE(HTMLe)@en[[[head]]]] [[要素]]の[[内容]]や[[媒体]]を表す[[要素]]の[[属性]]は、
適宜設定して構いません [SRC[>>3]]。

[EG[
[9] 例えば [CODE(HTMLa)@en[[[autoplay]]]] [[属性]]や [CODE(HTMLa)@en[[[controls]]]]
[[属性]]を設定できます。
]EG]

[EG[
[10] [[Webブラウザー]]によっては、[[viewport]] と同じ大きさへの自動的な拡大・縮小や、
手動での拡大、保存等の[[ツールバー]]を[[画像]]用に提供するなど、通常の
[[HTML文書]]中の [CODE(HTMLe)@en[[[img]]]] [[要素]]とは異なる機能を用意しています。
]EG]

[EG[
[11] [[Webブラウザー]]によって[[画像]]の [[EXIF]]/[CODE(CSS)@en[[[image-orientation]]]]
の解釈が異なっています。
]EG]

[4] その後、 [[stop parsing]] を実行しなければ[['''なりません''']] [SRC[>>3]]。

* 関連

[16] [[SVG]] への [[navigate]] では[[媒体文書]]は使われません。

* メモ

[13] [[画像]]や[[動画]]や[[音声]]は、それ自体は [[DOM]] を持ちませんが、
[[スクリプト]]を通じて他の[[窓]]や[[フレーム]]からアクセスできますから、
何らかの[[オブジェクト]]が必要です。それがこの[[媒体文書]]です。

[14] [[利用者]]に対してどう見せるかにはある程度の自由度があり、
例えば[[画像]]の場合、[[viewport]] のサイズに応じて自動的に縮小した上で、
[[利用者]]の操作で任意に[[拡大]]・[[縮小]]できるのが近年の標準的な[[視覚的利用者エージェント]]の実装となっています。
(そうした操作のボタンは ([CODE(HTMLe)@en[[[img]]]] [[要素]]には [CODE(HTMLa)@en[[[controls]]]]
[[属性]]はありませんが) [[DOM]] に現れない [[UI]] 要素として表示されることがあります。)

[15] [[Bookmarklet]] にも、この[[媒体文書]]の構造に依存しているものがあります。