[3] [DFN[G-DTD]] は、[[文書]]を記述する[[マーク付け言語]]の一種として提案されていたものでした。

[4] [[JIS]] として[[標準化]]することを目指し[[原案委員会]]で検討されていたようですが、
未完成に終わったようです。[[実装]]例があったのかは不明です。

* 仕様書

[REFS[
- [1] [CITE[分散形情報共有環境における文書記述用の基準文書型定義 (G-DTD)]]
([TIME[1996-7-14][1996-07-14]],
[TIME[2003-09-05 15:11:36 +09:00]])
<http://www.y-adagio.com/public/jttc/g-dtd/ver9607/g-dtd_9607.txt>
]REFS]

* 言語

[2] [[G-DTD]] は、本仕様が定める独自の [[SGML応用]]でした [SRC[>>1]]。

[5] [DFN[EG-DTD]] は、 [[G-DTD]] を拡張した[[SGML応用]]でした [SRC[>>1]]。
一般性の低い特定分野向けの[[語彙]]の追加に用いることを想定していたと推測されます。

[6] [DFN[D-DTD]] は、 [[G-DTD]] や [[EG-DTD]] から「派生」した[[SGML応用]]でした。
具体例として[[参考]]ながら [DFN[D-DTD/J1]] が定義されていました。 [SRC[>>1]]

[7] ここでいう派生というのは、機械的に変換可能ということを表しているようです。
[[SGML]] の[[連結型]]や
[[HyTime]] の[[体系][SGML体系]]、
[[XSLT]] のようなものと似たコンセプトといえるでしょうか。
[[D-DTD/J1]] は [[HTMLもどき]]ですが、 [[G-DTD]]
はそれとは似ても似つかない独自の[[語彙]]でした。
実際に業界で用いられるのは [[D-DTD]] で、
それが実際には使われていない [[G-DTD]] の[[応用]]であり
[[G-DTD]] に[[適合]]しているのだと主張するための[[魔法]]のようです。

[8] 
[[D-DTD/J1]] は、 [[HTML 2.0]] を独自に拡張したもののようです。
「HTMLに対して互換性を保ちながら,HTMLに対して日本語出版物の電子化に必要な機能が追加されており,電子出版,ネットワーク利用の情報発信などに広く利用できる」
ものであって、
「HTMLに上位互換性をもち,HTMLビュアを用いて表示することができる」
のだと主張されていました [SRC[>>1]]。 

* ETDS

[SEE[ [[ETDS]] ]]

-*-*-

[23] [[G-DTD]] は [[DTD]] の[[モジュール]]群で構成されているようですが、
その説明はありません。
この[[モジュール]]の構成法が [[ETDS]] に発展したのでしょうかね?

* 関連

[9] [[日本]]の業界独自の [[HTMLもどき]]には他に
[[Jドキュメント]]がありましたが、
方向性がかなり違っているようです。


[10] [[JIS TR X 0010:2000附属書D]]の [[HTMLもどき]]は似たような[[脚注]]機能を持っていますが、
仕様は異なっているようです。

* メモ

[11] [CITE@ja[TEI-P3 について - JALLC-TEIP3.pdf]], [TIME[2000-08-16T06:02:12.000Z]], [TIME[2024-08-21T13:56:02.137Z]] <https://joao-roiz.jp/mtoyo/TEI/JALLC-TEIP3.pdf#page=4>

>
[LEFT[
[SNIP[]]日本でも、日本工業規格 (JIS) 案として「分散形情報共有環境における文書記述用の基準文書型定義」(通称 G-DTD) が[BR[]]
提案され、1995 年に公開レビューが行なわれた。G-DTD は、TEI 同様、パラメタ ENTITY の多用による条件付き inclusion によっ[BR[]]
て共通 DTD をカスタマイズして用いる様になっている為、SGML 内部での検証は不可能で、検証は、やはり外部の validator 任せで[BR[]]
ある。但し 、適用分野が実工業界の為、商用 validator が続々登場するという見通しを持てる点が TEI と異なる (規格関係者からの通[BR[]]
信) との事である。
]LEFT]


[12] 
そこまでいってたのになんで [[JIS]] にならなかったん?


[13] [CITE@ja[Standard DTD?]], [TIME[2024-08-21T13:58:46.000Z]] <https://groups.google.com/g/fj.comp.text/c/hJizKkwSZok/m/D-D_a7G4Qd4J>


[14] >>13 によると[TIME[1996-01]]に[[公開レビュー]]があって
<http://www.panasonic.co.jp/mgcs/tech/std/>
で資料が配布されていたとのこと。現存せず。


[15] [CITE[Draft Standard List]], [TIME[2010-01-06T13:13:23.000Z]], [TIME[2024-08-22T11:37:08.573Z]] <http://www.y-adagio.com/public/standards/std_lst.htm>


>JTTC 0003:1996 and 1998, Generic document type definition(G-DTD) for describing documents in a distributed information environment, Draft 1996-07-14(plain text 102KB) and 1998-01(ZIPed PDF 4.02MB), Post 2003-09-05 

[22] >>15 なんか :1996 と :1998 と全然違うんですけど・・・

[FIG(data)[ [216] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[pos]]
:日付:[TIME[1996-06-14]]
:説明:
[TIME(jp)[1996-06-14]]の [[D-DTD/J1]] に、
[CODE[pos]]
がある。
[SRC[>>32]]
明確な規定がないが、
文書中の位置を表すものと思われる。
:出典:
[REFS[

- 
[32] 
[DFN[G-DTD]]:
[CITE@ja[分散形情報共有環境における文書記述用の基準文書型定義 (G-DTD)]], 
[TIME(jp .published)[1996-06-14]],
[TIME[2003-09-05T06:11:36.000Z]], [TIME[2024-08-23T12:40:36.946Z]] <http://www.y-adagio.com/public/jttc/g-dtd/ver9607/g-dtd_9607.txt>

]REFS]
:参照:[CODE[spot]]
:注釈:
-
[DFN@en[D-DTD/J1]]
[TIME(jp)[1996-06-14]]付
[CITE[分散形情報共有環境における文書記述用の基準文書型定義 (G-DTD)]]
の附属書1が定める[[文書型]]。
「HTMLに対して互換性を保ちながら,
HTMLに対して日本語出版物の電子化に必要な機能が追加」
されたもので「HTMLビュアを用いて表示すること」が想定されているという。
[SRC[>>32]]

]FIG]

[FIG(data)[ [16] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[fn-spot]]
:[F[要素名]]:[CODE[fn-range]]
:[F[要素名]]:[CODE[fn-text]]
:[F[要素名]]:[CODE[idx-spot]]
:[F[要素名]]:[CODE[idx-range]]
:[F[要素名]]:[CODE[fm-spot]]
:日付:[TIME[1996-06-14]]
:説明:
[TIME(jp)[1996-06-14]]の [[D-DTD/J1]] に、
[CODE[fn-spot]],
[CODE[fn-range]],
[CODE[fn-text]],
[CODE[idx-spot]],
[CODE[idx-range]]
がある。
明確な規定がないが、
[[脚注]]や[[索引]]に関連するものと注釈がある。
また、「D-DTD/J1を用い,さらに幾つかのタグを追加」
した例文に
[CODE[fm-spot]]
がある。
:出典:
[REFS[

- 
[CITE[分散形情報共有環境における文書記述用の基準文書型定義 (G-DTD)]], 
[TIME(jp .published)[1996-06-14]],
[TIME[2003-09-05T06:11:36.000Z]], [TIME[2024-08-23T12:40:36.946Z]] <http://www.y-adagio.com/public/jttc/g-dtd/ver9607/g-dtd_9607.txt>

]REFS]

]FIG]

[FIG(data)[ [25] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[fn-spot]]
:[F[要素名]]:[CODE[fn-range]]
:[F[要素名]]:[CODE[fn-text]]
:[F[要素名]]:[CODE[fm-spot]]
:参照:[CODE[fn]]

]FIG]

[FIG(data)[ [26] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[fn-spot]]
:[F[要素名]]:[CODE[fm-spot]]
:参照:[CODE[spot]]

]FIG]

[FIG(data)[ [27] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[fn-range]]
:参照:[CODE[range]]

]FIG]

[FIG(data)[ [18] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[ompe.style]]
:日付:[TIME[1996-06-14]]
:説明:
[TIME(jp)[1996-06-14]]の [[D-DTD/J1]] に、
[CODE[ompe.style]]
がある。
明確な規定がないが、[[書字方向]]や[[段組]]などと思われる属性がある。
:出典:
[REFS[

- 
[CITE[分散形情報共有環境における文書記述用の基準文書型定義 (G-DTD)]], 
[TIME(jp .published)[1996-06-14]],
[TIME[2003-09-05T06:11:36.000Z]], [TIME[2024-08-23T12:40:36.946Z]] <http://www.y-adagio.com/public/jttc/g-dtd/ver9607/g-dtd_9607.txt>

]REFS]

]FIG]

[FIG(data)[ [28] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[ompe.style]]
:参照:[CODE[style]]

]FIG]

[FIG(data)[ [20] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[ompe]]
:日付:[TIME[1996-06-14]]
:説明:
[TIME(jp)[1996-06-14]]の [[D-DTD/J1]] に、
[CODE[ompe]]
がある。
明確な規定がないが、
[CODE[html]]
の代わりに[[文書要素]]として利用する。
:出典:
[REFS[

- 
[CITE[分散形情報共有環境における文書記述用の基準文書型定義 (G-DTD)]], 
[TIME(jp .published)[1996-06-14]],
[TIME[2003-09-05T06:11:36.000Z]], [TIME[2024-08-23T12:40:36.946Z]] <http://www.y-adagio.com/public/jttc/g-dtd/ver9607/g-dtd_9607.txt>

]REFS]

]FIG]



[FIG(data)[ [17] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[ompe.abstract]]
:[F[要素名]]:[CODE[ompe.note]]
:[F[要素名]]:[CODE[ompe.table]]
:日付:[TIME[1996-06-14]]
:説明:
[TIME(jp)[1996-06-14]]の [[D-DTD/J1]] に、
[CODE[ompe.abstract]],
[CODE[ompe.note]],
[CODE[ompe.table]]
がある。
明確な規定がないが、
図表等を表すらしい。
:出典:
[REFS[

- 
[CITE[分散形情報共有環境における文書記述用の基準文書型定義 (G-DTD)]], 
[TIME(jp .published)[1996-06-14]],
[TIME[2003-09-05T06:11:36.000Z]], [TIME[2024-08-23T12:40:36.946Z]] <http://www.y-adagio.com/public/jttc/g-dtd/ver9607/g-dtd_9607.txt>

]REFS]

]FIG]

[FIG(data)[ [29] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[ompe.abstract]]
:参照:[CODE[abstract]]

]FIG]

[FIG(data)[ [30] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[ompe.note]]
:参照:[CODE[note]]

]FIG]

[FIG(data)[ [31] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[ompe.table]]
:参照:[CODE[table]]

]FIG]

[FIG(data)[ [24] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[ompe.fig]]
:[F[要素名]]:[CODE[fig]]
:日付:[TIME[1996-06-14]]
:説明:
[TIME(jp)[1996-06-14]]の [[D-DTD/J1]] に、
[CODE[ompe.fig]]
がある。また、
「D-DTD/J1を用い,さらに幾つかのタグを追加」
した例文に、
[CODE[fig]]
がある。
明確な規定がないが、
図表等を表すらしい。
:出典:
[REFS[

- 
[CITE[分散形情報共有環境における文書記述用の基準文書型定義 (G-DTD)]], 
[TIME(jp .published)[1996-06-14]],
[TIME[2003-09-05T06:11:36.000Z]], [TIME[2024-08-23T12:40:36.946Z]] <http://www.y-adagio.com/public/jttc/g-dtd/ver9607/g-dtd_9607.txt>

]REFS]

]FIG]

[FIG(data)[ [19] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[secno]]
:日付:[TIME[1996-06-14]]
:説明:
[TIME(jp)[1996-06-14]]の [[D-DTD/J1]] に関して
「D-DTD/J1を用い,さらに幾つかのタグを追加」
した例文に、
[CODE[secno]]
がある。
明確な説明がないが、
見出し中の章節番号に当たる部分を表している。
:出典:
[REFS[

- 
[CITE[分散形情報共有環境における文書記述用の基準文書型定義 (G-DTD)]], 
[TIME(jp .published)[1996-06-14]],
[TIME[2003-09-05T06:11:36.000Z]], [TIME[2024-08-23T12:40:36.946Z]] <http://www.y-adagio.com/public/jttc/g-dtd/ver9607/g-dtd_9607.txt>

]REFS]
:参照:[CODE[$]]

]FIG]

[FIG(data)[ [21] [[HTML要素概説]]

:[F[要素名]]:[CODE[start-ign]]
:[F[要素名]]:[CODE[end-ign]]
:[F[要素名]]:[CODE[ign]]
:日付:[TIME[1996-06-14]]
:説明:
[TIME(jp)[1996-06-14]]の [[D-DTD/J1]] に関して
「D-DTD/J1を用い,さらに幾つかのタグを追加」
した例文に、
[CODE[start-ign]],
[CODE[end-ign]],
[CODE[ign]]
がある。
明確な説明がないが、
D-DTD/J1
対応ソフトウェアが無視するべき「HTMLビュア」向けの記述を表すように思われる。
:出典:
[REFS[

- 
[CITE[分散形情報共有環境における文書記述用の基準文書型定義 (G-DTD)]], 
[TIME(jp .published)[1996-06-14]],
[TIME[2003-09-05T06:11:36.000Z]], [TIME[2024-08-23T12:40:36.946Z]] <http://www.y-adagio.com/public/jttc/g-dtd/ver9607/g-dtd_9607.txt>

]REFS]

]FIG]

