[2] 
上下左右の線を引く[[文字]]はいろいろあります。

* 用法

[SEE[ [[傍線]] ]]

* [CH[_]]

[1] [DFN[[CH[_]]]] は、[[下線]]です。




* [CN[OVERLINE]]

** [CODE(charname)@en[OVERLINE]] と [CODE(charname)@en[OVER LINE]]

[12] [[Unicode]] には [CODE(char)@en[U+203E]] [CODE(charname)@en[OVERLINE]] があります。

[13] [[JIS X 0201]]、[[JIS X 0208]]、[[JIS X 0213]] には
[CODE(charname)@en[OVER LINE]] があります。



** [CN[OVERLINE]] と [CN[TILDE]]

[SEE[ [[OVERLINEとTILDE]] ]]

** 全角形

[8] [[全角形]]に [CODE(charname)@en[[[FULLWIDTH OVERLINE]]]] と
[CODE(charname)@en[[[FULLWIDTH MACRON]]]] があります。


* [CN[FULLWIDTH OVERLINE]]

[5] [CODE(charname)@en[[[FULLWIDTH OVERLINE]]]] は、[[上線]]を表す[[文字]]
[CODE(charname)@en[[[OVER LINE]]]] の[[全角形]]です。

** JIS 符号化文字集合

[3] [[JIS X 0208]]:1997 附属書5表2によれば、
[[JIS X 0208]]:1997 1区17点の[[文字]]の[[これまでの慣用的な利用との互換]]のための[[代替名称]]は[DFN@en[[CODE(charname)@en[[[FULLWIDTH OVERLINE]]]]]]です。
[SEE[ [[代替名称]] ]]

** 半角形

[7] [CODE(charname)@en[[[OVER LINE]]]] が[[半角形]]です。

* [CN[FULLWIDTH MACRON]]

[9] [DFN[[CODE(charname)@en[[[FULLWIDTH MACRON]]]]]] は、
[CODE(charname)@en[[[MACRON]]]] の[[全角形]]です。

** JIS 符号化文字集合

[11] [[JIS X 0213:2000]] 附属書5表2によれば、
[[JIS X 0213]]:2000 1面1区17点の[[文字]]の[[これまでの慣用的な利用との互換]]のための[[代替名称]]は[DFN@en[[CODE(charname)@en[[[FULLWIDTH MACRON]]]]]]です。
[SEE[ [[代替名称]] ]]

** 半角形

[14] [[JIS X 0221]]‐1:2001 附属書 P
によると、 [CODE(char)[[[U+FFE3]]]]
[CODE(char)[FULLWIDTH MACRON]] は、
[CODE(char)[[[U+00AF]]]] [CODE(char)[[[MACRON]]]]
の[[全角形式]]であり、 [CODE(char)[[[U+203E]]]]
[CODE(char)[[[OVERLINE]]]] の全角形式としても使用するそうです。

[15] 
しかーし、そもそも一体全体なんでまた [CODE(char)[MACRON]] 
なんかの全角形が必要だと思ったのやら。

[16] 
>>15 [[羅馬字]]で [CODE(charname)[[[MACRON]]]] を使う
→ [[JIS X 0201]] に何か [CODE(charname)[[[MACRON]]]]
っぽいのがあるぞ
→ [[JIS X 0208]] にもあるな
→ なら [[JIS X 0208]] の方は
[CODE(charname)[[[FULLWIDTH MACRON]]]] だな

とか規格票を読まないで適当に決めたんじゃ?

[SEE[ [[代替名称]] ]]

* [CC[U+0304]] [CN[COMBINING MACRON]]

[20] 
[CITE[The Unicode Standard]]
は、
[[マクロン]]の利用例として、

- [23] [[Sahidic]] の[[子音]]
- [22] [[数式]]の[[否定]]
- [21] [[シリア語]]の長さ (length) 等

... を挙げています。 [SRC[>>24]]

[25] 
[[日本語ローマ字]]の[[長音]]もこの[[文字]]ですが、
[[合成済み文字]]がすべて揃っており、通常はそちらが使われるので、
[CC[U+0304]] が使われることは稀です。


[REFS[

- 
[24] 
[CITE@en-US[Chapter 7 – Unicode 16.0.0]], [[The Unicode Consortium]], [TIME[2024-09-16T22:09:47.000Z]], [TIME[2026-02-05T08:28:42.820Z]] <https://www.unicode.org/versions/Unicode16.0.0/core-spec/chapter-7/>

]REFS]

* 傍線の結合文字




[176] 
[DFN[[[結合文字]]として[[傍線]]を表す[[文字]]][傍線の結合文字]]があります。

- [CODE[U+0332]] [CODE(charname)@en[COMBINING LOW LINE]]
- [CODE[U+0333]] [CODE(charname)@en[COMBINING DOUBLE LOW LINE]]
- [CODE[U+0305]] [CODE(charname)@en[COMBINING OVERLINE]]
- [CODE[U+033F]] [CODE(charname)@en[COMBINING DOUBLE OVERLINE]]

[REFS[
- [204] 一覧
<https://chars.suikawiki.org/set/%24unicode%3Acombining-sidelines>
]REFS]

[177] 
これらは左右と接続されることが想定され、
組み合わせて使うことで文字列の上や下の連続線となります。
他の[[結合文字]]との相互作用や、
[[字間]]の[[アキ]]その他の扱いのことがありますから、
こうした[[文字]]によって[[下線]]や[[上線]]を引くのは[RUBYB[非推奨][discouraged]]で、
[RUBYB[スタイル指定を使う][styling text]]のがよいとされています。
[SRC[>>164]]

;; [180] 実質的にこの4文字の利用は[[非推奨]]ということでしょうか。

[179] 
[[縦書き]]時の扱いは特に規定されておらず、注意が必要となります。
[SEE[ [[縦書き字形]]、[[組み合わせて使う文字]] ]]

[26] 
[CITE[The Unicode Standard]] は [CC[U+0305]] の利用例として

- [27] [[ギリシャ文字]]の[[数]]
- [28] [[コプト文字]]の[[略語]]
- [30] [[上線]]

... のように[[文字列]]の全体に連続した[[上線]]を引くことを示しています。 [SRC[>>24]]

[31] 
実際の[[フォント]]をみると、
[CC[U+0305]]
は[[全角]]程度の眺めの[[上線]]となっていることが多いものの、
左右とは必ずしも連続しないものがしばしば見かけられます。
[CITE[The Unicode Standard]]
の定義によれば、連続させるべきです。

[32] 
>>19 の系統で [CC[U+0305]] の[[上線]]の位置を[[小書き仮名]]のとき[[小書き]]に引きづって下ろしているものもみられますが、
不適切な字形設計と思われます。


[17] 
関連:
[[結合文字]],
[[combining half mark]]

[REFS[

- [164] [CITE[[[The Unicode Standard]], Version 13.0 - ch07.pdf]], [TIME[2020-03-09T17:53:38.000Z]], [TIME[2020-12-07T09:15:13.901Z]] <https://www.unicode.org/versions/latest/ch07.pdf#M9.37081.HeadingBreak.79.Combining.Marks>

]REFS]

* [CC[U+0304]] と [CC[U+0305]]

[19] 
[[仮名]]に[[上線]]を引いた[[文字]]について、
[CC[U+0304]]
と
[CC[U+0305]]
のどちらを使うか、
若干の混乱が見られます。
[SEE[ [[発音区別符付き仮名]] ]]

* 文字合成

[29] 
[[ISO/IEC 646]]
は
[CH[_]]
の[[重ね打ち]]で[[下線]]を記述できるとしていました。
[SEE[ [[重ね打ち]] ]]

[18] 
[[Unicode]] の[[結合文字]]を実装した[[フォント]]でありながら、
[[Unicode]]
の後置型ではなく、
前置型で実装している事例があります。
[SEE[ [[非spacing文字]] ]]

[33] 
[[JIS X 0208]] の[[上線]]は独立した[[文字]]ですが、
[[ARIB]] の [[JIS X 0208]] は[[合成用]]となる独自仕様です。
[SEE[ [[ARIB外字]] ]]

* 文字コード以外の表現

[SEE[ [[傍線]] ]]

* 書字方向との関係

[SEE[ [[傍線]] ]]

* 文字や他の構造との相互作用

[SEE[ [[傍線]] ]]

* メモ




[6] [CN[OVERLINE]] と[[グリフ]]の似た[[文字]]に [CODE(charname)@en[[[MACRON]]]] があります。

[10] [[下線]]を表す[[文字]]として [CODE(charname)@en[[[LOW LINE]]]] があります。






- [57] 
[CITE@ja[今日のトリビア アンダースコアがなぜかu+2017になっている場合がある(追記) #Windows - Qiita]], [TIME[2024-11-11T03:17:04.000Z]] <https://qiita.com/Q11Q/items/78cc192722105c053d1e>
- [56] 
[CITE@ja[Xユーザーの風霊守さん: 「リテラシー低めのエンジニアが作成したであろう資料を見ながら「うわあ 丸記号(U+25CB)が全部漢数字のゼロ(U+3007)になってる!」と頭を抱えていたら隣の同僚も「僕はアンダースコア(U+005F)がダブルローライン(U+2017)になってるファイルに苦しめられてます」と嘆いていた。」 / X]], [TIME[午前6:51 · 2024年11月10日][2024-11-09T21:51:51.000Z]], [TIME[2024-11-11T02:58:06.000Z]] <https://x.com/fffw2/status/1855367725096615978>

[58] >>57 は [[MS-IME]] で「_」の変換候補に 「‗」があることを理由としている。
理由が判明と断言しているが根拠は示していない。確かに [[MS-IME]] で変換候補にある。
なお [[Google日本語入力]]の候補には出てこない。[TIME[2024-11-11T03:19:05.900Z]]

[59] [CH[‗]] なんて入力するのも難しいだろ、に対する回答にはなるだろうけど、
そういう現象があちこちで起こる理由としては根拠が弱いような (理由として否定するわけではないが)。
[[MS-IME]] が勝手にそうするケースがある、ならともかく変換候補にある
(半角と全角の [CH[_]] と[CH[‗]]の3つが出てくる)  だけで、[CH[_]]
が期待されるところで[CH[‗]]が使われる事象が多発するのだろうか。

[65] [CITE@ja[XユーザーのなんでやねんDTP/おぢん(日本語組版_相談/依頼歓迎)さん: 「ちょいと進化…画像3点… https://t.co/L3DmHKTjlr」 / X]], [TIME[午後0:01 · 2026年1月22日][2026-01-22T03:01:08.000Z]], [TIME[2026-01-22T04:54:36.000Z]] <https://x.com/works014/status/2014171446449148133>



[4] [CITE@ja-JP[現代国語思潮 続編]], [[日下部重太郎]], [TIME[昭和8][1933]], [TIME[2025-07-30T10:21:15.000Z]], [TIME[2025-08-06T08:35:48.949Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/1210128/1/131> (要登録)

ng の2文字に1つの上線。

