* 呼称

- [2] 二月震節 [SEE[ [[歳在]] ]]

** にじゅうよんせっき

[33] 
標準的な読み方は「にじゅう''し''せっき」とされています。

[34] 
[CITE[毎日新聞]]は「にじゅうよんせっき」は誤りだと主張しています。
[SRC[>>28]]

[35] 
その[CITE[毎日新聞]]の校閲部門がインターネットで3択で質問したものによると、
「にじゅうしせっき」が67%、「にじゅう''よん''せっき」が30%だったとのことです。
[SRC[>>28]]
もう1つの選択肢は不明です。

[36] 
詳細は不明ながらも余り信頼性が高そうには思えない調査ですし、
[CITE[毎日新聞]]の校閲部門は評判が今ひとつのようですが ([SEE[ [[毎日新聞社]] ]])、
2つの読み方のどちらも一般的とは言えるでしょう。

[37] 
そのような状態で[CITE[毎日新聞]]がなぜ一方を誤りと断定したのかは謎です。
誤りと断定した記者は

> 個人的なことで恐縮ですが、私も以前「にじゅうよんせっき」と読んでいました。そう口にしたとき、後輩がフッと笑みを浮かべたのが忘れられません。

とも書いており [SRC[>>28]]、[[毎日新聞社]]の不寛容で陰湿な職場の光景が見え隠れしています。




[38] 
現在[[Google日本語入力]]では「にじゅうよんせっき」を変換しようとすると、
「もしかして」として[[二十四節気]]が候補に提示されます。
[TIME[2025-01-31T02:21:56.500Z]]


[39] 
この種の[[数値]]と種別を表す語の組み合わせで成立する単語に於いて、
前半の[[数値]]の部分は、
[RUBY[[[四半期]]][''し''はんき]]のような極めて強い慣習が成立しているものを別にすれば、
独立した[[数値]]の読み方と異なる固定的な読み方でなければならないと拘束することに意味があるとは思えません。
単体の「二十四」を「にじゅうし」とも「にじゅうよん」とも読むことが広く行われている以上、
「二十四節気」の前半の「二十四」を「にじゅうよん」と読んではならないと強制すること、
そう読まなかった者を嘲笑することに合理性は感じられません。





** 二十四節季

[22] 
[DFN[二十四節''季'']]と書くことがあります。

[24] 
現在[[Web検索]]すると多数の用例を発見できます。
また、[[近代]]には既に使われていたことが知られます [SRC[>>23]]。
それ以前に遡る可能性もあるでしょう。

[27] 
現代の[[マスコミ]]各社のうちでは[[朝日新聞社]]や [[FNN]] で用例があります。
[SRC[>>26, >>25]]

[29] 
一方[CITE[毎日新聞]]は誤りと主張しています。その根拠は示していません。
[SRC[>>28]]

[31] 
標準的な[[二十四節''気'']]と混用されている事例もあります。 [SRC[>>30]]
[[仮名漢字変換]]で無意識的に曖昧に使われているのでしょうか。

[32] 
現時点で[[Google日本語入力]]では[[二十四節気]]も[[二十四節季]]も ([[二十四節氣]]も)
変換候補に出現します。
[TIME[2025-01-31T02:13:45.400Z]]

[42] 
[[Twitter]] で「二十四節季」が誤りで「二十四節気」が正しいと主張することを活動目的の1つとするアカウント
[WEAK[(であるらしいことがプロフィールに書かれている)]]
があります。
その投稿である >>40 は

> 国立天文台の解説ページによれば「節気」が正しいようです。

と主張していますが、示されたページには「二十四節季」への言及がありません。
[[国立天文台]]は[[二十四節気]]を使うというだけであって、
それ以外が誤りであるとは書かれていません。

[47] 
同じ投稿者が >>45 では
[[UNESCO]]
では「二十四節気」だと主張しています。
[[UNESCO]] で[[漢字]]表記が規定ないし登録されているのかは定かではありませんが、
[[中華人民共和国]]の提出した提案書では
「二十四节气」
となっています。
[SRC[>>44]]
それ以外が誤りであるとは書かれていません。

[46] 
同じ投稿者は、
「節季」
の辞書的意味から「二十四節季」は誤りだとも主張しています [SRC[>>41]]。

;; [43] 
単体の「節季」の意味との整合性から好ましくない表記だと主張することには一理あります。
ただその場合24個の「節気」と言うのを正しいとすることに理があるのかも問わなければ一貫しません。


[REFS[

- [26] 
[CITE@ja[NIEでつながる東南アジア - 030924.pdf]], [TIME[2003-09-24T02:24:13.000Z]], [TIME[2025-01-31T02:07:12.754Z]] <https://www.asahi.com/edu/nie/tamate/030924.pdf>
- [28] 
[CITE@ja[校閲発:【ここで間違う】第28回 二十四節「季」 | 毎日新聞]], [TIME[2025-01-31T02:08:52.000Z]] <https://mainichi.jp/articles/20150807/org/00m/040/013000c>
- [44] 
[CITE@en[The Twenty-Four Solar Terms, knowledge in China of time and practices developed through observation of the sun’s annual motion - intangible heritage - Culture Sector - UNESCO]], [TIME[2025-01-31T02:41:39.000Z]] <https://ich.unesco.org/en/RL/the-twenty-four-solar-terms-knowledge-in-china-of-time-and-practices-developed-through-observation-of-the-suns-annual-motion-00647>
- [30] 
[CITE@ja[二十四節気と七十二候 | 楠公会館]], [TIME[2025-01-31T02:11:39.000Z]] <https://www.minatogawajinja.or.jp/column/8371/>


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[25] 
[CITE@en[10/24は二十四節季のひとつ「霜降」10/25 - [[Google Search]]]], [TIME[2025-01-31T02:06:00.000Z]], [TIME[2025-01-31T02:05:23.549Z]] <https://web.archive.org/web/20250131020506/https://www.google.com/web/20250131020506/https://www.google.com/search?q=10%2F24%E3%81%AF%E4%BA%8C%E5%8D%81%E5%9B%9B%E7%AF%80%E5%AD%A3%E3%81%AE%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%81%A4%E3%80%8C%E9%9C%9C%E9%99%8D%E3%80%8D10%2F25&sourceid=chrome&ie=UTF-8&sei=0i-cZ-rkF8Suur8PvIfPoA8>
]FIGCAPTION]

>10/24は二十四節季のひとつ「霜降」10/25 ...
tenki.jp
>https://tenki.jp › news › fnn
>[SNIP[]]
>Oct 24, 2023 — [SNIP[]]


]FIG]

- [23] 
[CITE@ja[Xユーザーのk.hisadomeさん: 「@NenohiBot 国立国会図書館デジコレで検索してみましたが、「二十四節季」も使われていました。 https://t.co/8tj8LrYycq」 / X]], [TIME[午後5:24 · 2025年1月29日][2025-01-29T08:24:53.000Z]], [TIME[2025-01-31T01:49:46.000Z]] <https://x.com/HisadomeK/status/1884518064189997517>
- [40] [CITE@ja[Xユーザーの曰と日、入れ替わってる~!? 侯と候も!?さん: 「@HisadomeK そういう用例もあるかもしれませんが、 国立天文台の解説ページによれば「節気」が正しいようです。 暦Wiki/季節/二十四節気とは? - 国立天文台暦計算室 https://t.co/IXdQCLKSqs」 / X]], [TIME[午後6:00 · 2025年1月29日][2025-01-29T09:00:51.000Z]], [TIME[2025-01-31T01:49:46.000Z]] <https://x.com/NenohiBot/status/1884527115661693187>
-- [41] 
[CITE@ja[Xユーザーの曰と日、入れ替わってる~!? 侯と候も!?さん: 「@HisadomeK また、「節季」の「季」は「すえ」の意味があり、「節季払い」などのように使われていました。 https://t.co/6iuFOAsyhG」 / X]], [TIME[午後6:02 · 2025年1月29日][2025-01-29T09:02:29.000Z]], [TIME[2025-01-31T01:49:46.000Z]] <https://x.com/NenohiBot/status/1884527527181664265>
-- [45] [CITE@ja[Xユーザーの曰と日、入れ替わってる~!? 侯と候も!?さん: 「@HisadomeK ユネスコの無形文化遺産でも「二十四節気」です。 https://t.co/2d9mFt7gIb」 / X]], [TIME[午後6:05 · 2025年1月29日][2025-01-29T09:05:09.000Z]], [TIME[2025-01-31T01:49:46.000Z]] <https://x.com/NenohiBot/status/1884528197276184866>



]REFS]

* 応用

[SEE[ [[中華式太陰太陽暦]] ]]

* 作品

[FIG(short list)[ [5] [[二十四節気]]の[[作品]]
- [CITE[[[氷菓]]]]
- [[ミリラジ]]

]FIG]

* 二十四節気が廃止されたというデマ

[SEE[ [[旧暦 (俗称)]] ]]

* 二十四節気の期間


[10] [CITE@ja[母数: suchowan's blog]], [TIME[2023-07-09T12:26:32.000Z]] <https://suchowan.seesaa.net/article/202304article_23.html>

>しかし、世の中には二十四節気を、次の二十四節気の前までを指す
期間の意味で用いる用例もあるようです。

[11] [CITE@ja[二十四節気と期間: suchowan's blog]], [TIME[2023-07-09T12:27:13.000Z]] <https://suchowan.seesaa.net/article/202304article_24.html>

>上記のような事例を挙げてみると、それなりに用法には
歴史があるのではないかと思います。

[13] 
[CITE@ja[XユーザーのOhta@中国語好きのつぶやきさん: 「7月22日から二十四節気の「大暑」に入ったそうだが、中国人は大暑に、マクドナルドのフライドポテトLサイズを食べるという。 大暑吃大薯 思いっきりダジャレだが、私が勝手に考えたんじゃないからね……」 / X]], [TIME[午後6:16 · 2024年7月23日][2024-07-23T09:16:00.000Z]], [TIME[2024-07-24T13:32:23.000Z]] <https://x.com/end2048/status/1815677231038951529>



* メモ

[1] [DFN[暦の上では]]という時の多くは、[[二十四節気]]やそれに基づく[[季節]]感を指しているようです。

- [8] [CITE@ja[佐藤凜童さんはTwitterを使っています: 「暦の上ではなんちゃらのその暦って一体どの時代に作られたもんですか、ヒートアイランドで亜熱帯気候化した現代で実体から乖離した暦法を刷り込みレベルで認知させといてローカル変換に期待して運用していくのは実生活での弊害不利益が多すぎる。政権交代のたびに暦も作り変えればいいのに。」 / Twitter]], [TIME[午後2:53 · 2012年9月13日][2012-09-13T05:53:36.000Z]], [TIME[2023-07-07T07:37:39.000Z]] <https://twitter.com/Rindows7/status/246124451954049024>
-- [7] [CITE@ja[ミューク (myuuk)さんはTwitterを使っています: 「太陽暦至上主義者かな #クソリプならぬクソ引用RTする俺 暦の上では、の暦は太陰太陽暦の1種たる旧暦。 むしろ、実体から乖離した暦は、太陽暦の方だろう。 月の概念はどこから来たのかよく考えれば、すぐ分かる。 月の概念も年の概念も太陰太陽暦に由来しているのに、それから離れて行っている。」 / Twitter]], [TIME[午後8:57 · 2020年6月27日][2020-06-27T11:57:07.000Z]], [TIME[2023-07-07T07:37:39.000Z]] <https://twitter.com/_meauk/status/1276847020456599552>

[9] 
「政権交代のたびに暦も作り変え」ていたのが[[中国]]。
しかし「暦の上」こと[[二十四節気]]を変えるのは早々にやめてしまった。

[3] [CITE[二十四節気の節入り日の「1分1秒を争う問題」]]
([[M.Suzuki]]著, [TIME[2019-10-11 02:06:48 +09:00]])
<http://koyomi.vis.ne.jp/doc/mlwa/201909150.htm>

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[4] [CITE@ja[NHK Hybridcast]]
([[日本放送協会]]著, [TIME[2019-08-08 13:15:58 +09:00]])
<https://www.nhk.or.jp/hybridcast/online/>
]FIGCAPTION]

> 背景画像は、二十四節気にあわせ毎月2回程度更新いたします。

]FIG]

[6] [CITE@ja[再度「平気のようなもの」: suchowan's blog]], [TIME[2022-04-21T02:19:11.000Z]] <https://suchowan.at.webry.info/201304/article_3.html>





[12] 
[CITE@ja[気象協会、日本版二十四節気を検討、一般募集も | スラド]], [TIME[2024-01-22T13:09:05.000Z]] <https://srad.jp/story/11/05/11/0325203/>


[14] 
[CITE@ja[11_xin.pdf]], [TIME[2019-06-10T16:09:00.000Z]], [TIME[2024-08-05T10:00:10.993Z]] <https://www2.nao.ac.jp/~mitsurusoma/history7/11_xin.pdf>


- [15] 
[CITE@ja[Xユーザーの副主席さん: 「台湾では國曆(新暦)/農曆(陰暦)という表記を多く見かけた。 大陸、台湾を問わず国慶節(建国記念日)などの国家的な祝日は新暦で祝われる一方で、正月、端午といった民間の伝統行事のほとんどは陰暦で行われる。 国暦(国家の公的な暦)と農暦(民間の暦)と… https://t.co/ePCRApZJM3」 / X]], [TIME[午後9:32 · 2023年6月29日][2023-06-29T12:32:07.000Z]], [TIME[2024-08-21T05:18:45.000Z]] <https://x.com/SEI__jou/status/1674395320757932033>
-- [16] 
[CITE@ja[Xユーザーの副主席さん: 「国家的な暦と民間の暦とが二重に存在しているのは、一説には王朝時代に遡るのだという。 皇帝が天や地や日月を祀る儀式(郊祀)がしばしば夏至、春分といった太陽の運行に基づく節気によって行われた一方で、民間の行事はもっぱら月の運行に基づく陰暦によっていた。」 / X]], [TIME[午後9:34 · 2023年6月29日][2023-06-29T12:34:40.000Z]], [TIME[2024-08-21T05:18:45.000Z]] <https://x.com/SEI__jou/status/1674395959021957121>
-- [17] 
[CITE@ja[Xユーザーの副主席さん: 「台湾の道教祭礼にお邪魔してみて驚いたのは、祭礼のほぼすべてが陰暦で行われることのみならず、それらの日程が国家的な祭祀や祝日とほとんど関係ないことだった。 近代日本の神社神道においては、新嘗祭をはじめとする神社の祭や、記紀神話で大きく読み替えられた祭神、」 / X]], [TIME[午後9:41 · 2023年6月29日][2023-06-29T12:41:16.000Z]], [TIME[2024-08-21T05:18:45.000Z]] <https://x.com/SEI__jou/status/1674397622021521408>
-- [18] [CITE@ja[Xユーザーの副主席さん: 「そしてそれに影響された「国民の祝日」などなど、国家の暦と民間の暦が強く一体化している。 しかし華人世界では国家の暦から独立したところに民間の暦があり、多くのローカルな神々の誕生日が盛大に民間の暦(陰暦)で祝われるのだ。」 / X]], [TIME[午後9:44 · 2023年6月29日][2023-06-29T12:44:11.000Z]], [TIME[2024-08-21T05:18:45.000Z]] <https://x.com/SEI__jou/status/1674398354749661184>

[19] 
>>17 の分析は[[国家神道]]に重きを置きすぎて、日本でも盆や五節句や旧正月、[[節分]]、[[土用]]、バレンタイン、クリスマス、ハロウィンなどなど「民間の暦」サイドがずっと行き続けていることを見逃しているような。
国家神道のあった[[近代]]ですら地方の中小の神社の祭礼や行事は[[旧暦]]や[[日干支]]がずっと使われ続けていたわけで。

[20] 
[CITE@ja[ことしの「節分」は2月2日 暦がずれる影響で | NHK | 宇宙]], [[日本放送協会]], [TIME[2025-01-26T12:04:09.000Z]], [TIME[2025-01-27T01:59:43.122Z]] <https://www3.nhk.or.jp/news/html/20250126/k10014703971000.html>


>ことしのカレンダーなどの中には、節分を例年どおり2月3日と記載したものもあるということで、国立天文台暦計算室の担当者は「季節の分け目である節分は地球と太陽の動きで決まります。ことしは日付が変わるので注意してもらいたい」と話しています。


[21] やっぱりカレンダーの記載事項は国家で統制するべきなのでは。。。



[48] [CITE@ja[Xユーザーのsorae 宇宙へのポータルサイトさん: 「2025年の「節分」は2月2日 長期的にズレる理由を解説 https://t.co/erQ5rXEtqy 2025年の節分は2月2日です。ここ何十年か、節分は2月3日であったためか、一部のカレンダーには誤りがあるそうです。では、このようなズレはなぜ起こるのでしょうか? https://t.co/qhZ1qbVAvD」 / X]], [TIME[午後10:21 · 2025年1月31日][2025-01-31T13:21:21.000Z]], [TIME[2025-02-01T01:02:03.000Z]] <https://x.com/sorae_jp/status/1885317447739466186>




