[23] 
[DFN[所功]]は、[[日本史]]研究者です。

[24] [[昭和]]末期から[[令和]]時代に[[元号]]に関する[[論文]]や[[著書]]を多数出版しており、
[[日本の元号]]の研究者の権威として知られています。

[FIG(amazon)[
[[所功]]
]FIG]

[51] [[坂本太郎]]に師事しました。

* 日本の年号

[18] 
[DFN[[CITE[日本の年号―揺れ動く<元号>問題の原点]]]]は、[[所功]]の著書でした。

[38] 
本書は、
[[所功]]が[[文部省]]の教科書調査官だった折、
[CITE[[[元号法]]]]
制定の是非が社会問題となっていたなかで、
「歴史的根拠を提示する必要があると思い、単独で書きあげた」
ものでした。
[SRC[>>37]]

[40] 
[TIME[昭和52(1977)年2月][1977-02]]に出版されました [SRC[>>36 (3)]]。

[41] 
[TIME[1978年][year:1978]]に再版されたようです [SRC[>>34 (中古品の出品情報)]]。


[REFS[
- [35] [CITE@ja-jp[日本の年号―揺れ動く<元号>問題の原点 (1977年) (カルチャーブックス) | 所 功 |本 | 通販 | [[Amazon]]]] ([TIME[2019-10-07 14:06:52 +09:00]]) <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000J8YS8I/wakaba1-22/>
- [34] [CITE@ja-jp[日本の年号―揺れ動く〈元号〉問題の原点 (カルチャーブックス (13)) | 所 功 |本 | 通販 | [[Amazon]]]] ([TIME[2019-10-07 14:06:22 +09:00]]) <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4639002378/wakaba1-22/>
- [37] [CITE@ja[公的文書の年次表記に関する基本原則 – かんせい汗青PLAZA]] ([[所功]]の「かんせい汗青PLAZA」著, [TIME[2019-10-07 14:08:25 +09:00]]) <http://tokoroisao.jp/?p=4080>
]REFS]


[69] 
[CITE@ja-JP[日本の年号 : 揺れ動く<元号>問題の原点]], [[所功]], [TIME[1977.2][1977]], [TIME[2025-02-25T01:55:51.000Z]], [TIME[2025-03-10T07:53:56.402Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/12207409/1/5> (要登録)

[70] [CITE@ja-JP[日本 27(5)(313);5月号]], [[日本学協会]], [TIME[1977-05]], [TIME[2025-02-25T01:55:51.000Z]], [TIME[2025-03-23T07:34:55.322Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/11397170/1/21> (要登録)

書評


* 年号の歴史

[25] [DFN[[CITE[年号の歴史―元号制度の史的研究―]]]]
は、[[所功]]の著書でした。


[REFS[
- [45] [CITE@ja-jp[[[年号の歴史]]―元号制度の史的研究 (雄山閣BOOKS) | 所 功 |本 | 通販 | Amazon]] ([TIME[2019-10-07 14:45:42 +09:00]]) <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4639007116/wakaba1-22/>
- [20] [CITE@ja-jp[[[年号の歴史]](増補版) 雄山閣BOOKS | 所 功 |本 | 通販 | Amazon]] ([TIME[2019-06-02 18:15:46 +09:00]]) <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/463900012X/wakaba1-22/>
- [19] [CITE@ja-jp[[[年号の歴史]]―元号制度の史的研究 (雄山閣BOOKS) | 所 功 |本 | 通販 | Amazon]] ([TIME[2019-06-02 18:14:56 +09:00]]) <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4639008457/wakaba1-22/>
]REFS]

[39] 
[TIME[昭和63(1988)年3月][1988-03]]に出版され、
[TIME[平成元(1989)年4月][1989-03]]に増補版が出版されました
[SRC[>>36 (9)]]。

[42] 
出版年について混乱した情報が見られます。

[26] [CITE[日本の年号]] (>>18、
[TIME[昭和52(1977)年][year:1977]]) の「増補版」と紹介されることがありますが、
下記④以外は[CITE[日本の年号]]出版以後の所の新しい論文に基づくもので
[SRC[[CITE[年号の歴史]] 後書き、>>36]]、
[CITE[日本の年号]]と内容が違います。 

[43] 
[TIME[1983年][year:1983]]、
[TIME[昭和59(1984)年6月][1984-06]]、
[TIME[1984年][year:1984]]初版とするものもあります
[SRC[>>20 (中古品の出品情報)]] が、
誤記か、他書の情報が混入したものとみられます。

[44] 
[TIME[1988年][year:1988]]19刷 [SRC[>>45 (中古品の出品情報)]]、
[TIME[1989年][year:1989]]増補版 [SRC[>>20 (中古品の出品情報)]]、
[TIME[1990年][year:1990]]増補版2版 [SRC[>>19 (中古品の出品情報)]]、
[TIME[1996年3月][1996-03]]増補版 [SRC[>>19 (中古品の出品情報)]]
があるとされます。

[47] 
新品の入手は困難です。
古本の入手は難しくありませんが、
書誌情報の混乱のため注意が必要です。
[TIME[2020-01-05T10:45:39.800Z]]


-*-*-


[21] 内容は次の通りでした [SRC[>>3 p.2]]。

- ① [CSECTION[中国と日本の年号]]
- ② [CSECTION[まぼろしの“九州年号”]] 14ページ-
- ③ [CSECTION[大宝以前の公年号]]
- ④ [CSECTION[三善清行の辛酉革命論]] 56ページ-
- ⑤ [CSECTION[年号の選定方法]]
-- [CSECTION[平安中期以降の年号の出典と勘申者]]
-- [CSECTION[年号勘申者略系図]]
-- [CSECTION[日本の年号文字総覧]]
- ⑥ [CSECTION[日本年号と水戸史学]]
- ⑦ [CSECTION[年号研究と群書類従]]
- ⑧ [CSECTION[年代年号の暗唱歌]]
- ⑨ [CSECTION[一世一元の史的考察]]
- ⑩ [CSECTION[元号法の成立過程]]
- 増補I [CSECTION[日本史上の天皇と元号]]
- 増補II [CSECTION[元号「平成」の誕生と意義]]
- [CSECTION[日本年号改元要覧]]
- [CSECTION[日本年号一覧]]
- [CSECTION[日本年号の読み方一覧]]

[22] ①、②の古代年号一覧、⑤、⑨、増補II、改元要覧、読み方一覧は改訂されたものが[CITE[日本年号史大事典]]に収録されています。

[27] ①⑤⑨の総集編的なものが
[CITE[「年号」制度の基礎知識 Q&A]],
[[所功]],
[CITE[歴史読本]] [TIME[2008年1月][2008-01]]号 特集 日本の年号,
pp. 58-80
に掲載され、ほかに図表もいくつか転載されています。

[48] 
昭和63年3月20日 初版、
昭和63年8月20日 再版とある版には、
第10章の後に
「あとがき――付、初出一覧――」
があります。
このあとがきには
「昭和六十三年 (一九八八) 戊辰二月二十三日」
と日付があります。

[49] 
その次に「再版付記」が数行あって、
「昭和六十三年八月一日記」
とあります。

[50] 
続いて付表1 [CSECTION[日本年号改元要覧]]、
付表2 [CSECTION[日本年号一覧]]
があって終わりとなります。



* 日本年号史大事典


[2] 
[DFN[[CITE[日本年号史大事典]]]]は、
[[所功]]、
[[久禮旦雄]]、
[[吉野健一]]、
[[五島邦治]]、
[[橋本富太郎]]による[[日本の元号]]に関する書籍です。

[FIG(amazon)[
[CITE[日本年号史大事典]]
]FIG]


[1] [CITE@ja[【重版出来】[[日本年号史大事典]] 普及版 | 「雄山閣」学術専門書籍出版社]] ([TIME[2019-05-14 18:26:38 +09:00]]) <http://www.yuzankaku.co.jp/products/detail.php?product_id=8330>

[3] [CITE@ja-jp[[[日本年号史大事典]] 普及版 | 所 功 |本 | 通販 | Amazon]]
([TIME[2019-05-28 16:40:44 +09:00]])
<https://www.amazon.co.jp/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%B9%B4%E5%8F%B7%E5%8F%B2%E5%A4%A7%E4%BA%8B%E5%85%B8-%E6%99%AE%E5%8F%8A%E7%89%88-%E6%89%80-%E5%8A%9F/dp/4639024363?SubscriptionId=AKIAJKCG67KFBWLSLNDA&tag=wakaba1-22&linkCode=xm2&camp=2025&creative=165953&creativeASIN=4639024363>

[52] [CITE[2da51722132e16ea6f915676943ba66a.pdf]], [TIME[2017-02-14T04:46:37.000Z]], [TIME[2022-12-25T08:23:40.717Z]] <http://mikado-bunko.jp/wp-content/uploads/2017/01/2da51722132e16ea6f915676943ba66a.pdf>

[[平成改元]]の部分

** 版

[5] [TIME[[LINES[平成26][2014]]年][year:2014]]に最初の版が出版されました。

[6] [TIME[[LINES[平成29][2017]]年1月][2017-01]]に「普及版」として改訂版が出版されました。

[10] 最初の版よりコンパクトで使いやすくなりました。

[7] 普及版には前書き部分 (p.4) に[[所功]]の「普及版の刊行に寄せて」が1ページ分挿入されています。
それによれば初版との変更点は「元本の誤植などを少し訂正した」程度のようです。

[8] [TIME[平成31年][year:2019]]に購入したら、薄橙色の両面印刷の紙で
「[CITE[新しい元号を考えるヒント ここにあり!]],
[[所功]],
「養老」改元から千三百年の秋記す」
なる文章が挟まっていました。
「来年度中に「高齢譲位」が実施される見通しとなりました。
それに伴って新元号への関心が急に高まり、
本書も増刷を重ねるに至っております」と書かれています。

** 内容

[4] 
[[元号]]やその制定 ([[改元]]の[[手続き][改元手続き]])
に関する説明や、
[[平成]]までの[[日本の元号]]すべてに関する[[改元日]]、
改元担当者、
出典、その他各種事項と紹介文で構成されています。

[15] 各元号の[[改元日]]の主要な異説 (誤りも含む。)
や[[吉書始]]など[[改元手続き]]の日取りもわかっているものは紹介されています。

[16] 未採用案なども多くの元号について紹介されています。
巻末には未採用案利用文字を含む元号利用文字の一覧が収録されています。

[13] 
[[日本の元号]] ([[公年号]]) すべてに整理番号 ([[整数]]) が割り振られています。
[SEE[ [[元号コード]] ]]

[11] 本文および付録で元号の読み方がまとめられています。
[SEE[ [[元号の読み方]] ]]

[14] 現存する[[改元]]の[[詔書]]の内容がすべて収録されています。

[9] 
[CSECTION[資料2 年号関係研究評論文献目録]]
[SRC[普及版 pp. 696 - 720]]
に[TIME[明治22年][year:1889]]から[TIME[平成28年][year:2016]]までの日本の主要な元号研究論文の一覧があります。

[12] [[日本の元号]] ([[公年号]]) 以外でも、
[[日本の私年号]]、
[[古代年号]]、
[[ベトナムの元号]]、
[[朝鮮半島の元号]]などのコラムがあり、
巻末対照表には[[支那王朝の元号]]も掲載されています。
しかし[[日本の元号]]ほど詳しく紹介されてはいません。

[17] 巻頭の論考や巻末の資料などは[[所功]]の以前の論文や著書に最新の情報を反映して再構成した部分が多いです。

[53] 
コラム:


-
[1574] 
[CSECTION[[V[[WEAK(smaller)[コラム[YOKO[1]]]] [[古代朝鮮三国の建てた年号]]]]]],
[[[V[[YOKO[T]]]]]],
p.128
-- [SEE[ [[朝鮮半島の元号]] ]]
-
[185] 
[CSECTION[[V[[WEAK(smaller)[コラム[YOKO[10]]]] [[千年近く続いたベトナムの年号]]]]]],
[[[V[[YOKO[T]]]]]],
pp.206-207
-- [SEE[ [[越南の元号]] ]]
-
[62]  
[CSECTION[[V[[WEAK(smaller)[コラム[YOKO[37]]]]  [[ニセの改元を売り歩いて入牢]]]]]],
[V[[YOKO[Y]]]],
p.[L[599]]
-- [SEE[ [[改元デマ]], [[元明]], [[永長]], [[嘉政]] ]]
- [189] 
[CSECTION[[V[[WEAK(smaller)[コラム[YOKO[39]]]]  幕末の「延寿」、明治の「征露」]]]],
[V[[YOKO[K]]]],
p.610
-- [SEE[ [[延寿]], [[自由自治]] ]]
- [63]  
[CSECTION[[V[[WEAK(smaller)[コラム[YOKO[40]]]]  [[早とちりの改元証文で失敗]]]]]],
[V[[YOKO[Y]]]],
p.[L[611]]
-- [SEE[ [[改元デマ]], [[永長]] ]]




[54] 
本文は[[右上縦書き]]の[[右綴じ]][[左開き]]ですが、
巻末の資料は裏表紙から開く[[左上横書き]]になっています。
[[左上横書き]]パートは 
「[L[796 (8)]]」
のように[[表紙]]からの通し[[ページ番号]]に[[裏表紙]]からの[[ページ番号]]が併記されています。


- [55] [[年表]]
[CSECTION[[L[表iii   日本と中国の公󠄃年号年表]]]],
pp.[L[796 (8)]]-[L[762 (42)]]
-- [SEE[ [[越南の元号]], [[朝鮮半島の元号]] ]]


* 元号―年号から読み解く日本史―

[28] 
[DFN[[CITE[元号―年号から読み解く日本史―]]]]
[[所功]]、
[[久禮旦雄]]、
[[吉野健一]]による[[日本の元号]]に関する書籍です。

[FIG(amazon)[
[CITE[元号―年号から読み解く日本史―]]
]FIG]

[29] 
[TIME[2018年(平成30年)3月20日][2018-03-20]] 第1刷発行。

[30] 
[CITE[日本年号史大事典]]を文庫サイズの読み物として再構成した総集編的な内容になっています。
一般向けの読み物ということで大事典のようなデータの網羅性には欠けますが、
そのかわりに歴史の流れがわかりやすいように説明が補われたりもしているようです。

[56] 
関連: [[朝鮮半島の紀年法]]

[REFS[
- [31] [CITE@ja-jp[元号 年号から読み解く日本史 ([[文春新書]]) | 所 功, 久禮 旦雄, 吉野 健一 |本 | 通販 | Amazon]] ([TIME[2019-07-22 16:53:18 +09:00]]) <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4166611569/wakaba1-22/>
]REFS]

* 年号と東アジア―改元の思想と文化―

[32] 
[TIME[平成31年][year:2019]]に出版された
[CITE[年号と東アジア―改元の思想と文化―]]
[SRC[>>66]]
の
[DFN[[CITE[総論―日本年号の来歴と特色―]]]]
[SRC[>>68]]
は、
[[所功]]による論考です。

[33] 
やはり所の論文の総集編的内容となっていますが、
本格的学術論考集の総論だけあって、
特に専門的な内容が厚めになっています。
例えば[CITE[日本年号史大事典]]でも省略されていた[[辛酉革命]]の検討が詳細になされています。

[REFS[
- [66] [CITE[年号と東アジア―改元の思想と文化―]]
-- [68] [CSECTION[総論―日本年号の来歴と特色―]],
[[所功]],
pp.1-50
]REFS]

* [CITE[元号読本]]


-[46] [CITE@ja-jp[元号読本:「大化」から「令和」まで全248年号の読み物事典 | 所 功, 久禮 旦雄, 吉野 健一 |本 | 通販 | Amazon]]
([TIME[2019-11-14 17:44:07 +09:00]])
<https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4422230409/wakaba1-22/>
-- [58] 
[CITE@en-us[Amazon.co.jp: 元号読本:「大化」から「令和」まで全248年号の読み物事典 : 所 功, 久禮 旦雄, 吉野 健一, 所 功, 久禮 旦雄, 吉野 健一: Japanese Books]], [TIME[2024-06-05T12:12:23.000Z]] <https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4422230409/wakaba1-22/>

[59] 
[CITE[日本年号史大事典]]の一般向け簡易版のような感じの本。

[60] 
さらっと見た感じだと、[[令和改元]]直後の出版で最新情報が加わっていることを除けば、
新しい情報はないみたいです。

[61] 
[[所功]]ファンならあとがき (1ページだったか2ページだったか忘れた) が新作なのが嬉しい所なのかな?

* その他の著作

- [57] [CITE[[[「平成」の意義と新元号への期待]]]], [TIME[2018-10-10]]
- [65] [CITE[[[高齢化社会を共生する新元号「和成」]]]], [TIME[2019-03-10]]

* メモ


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[36] [CITE[還暦記念論集]]
([TIME[2002-06-26 16:00:28 +09:00]])
<http://www.cc.kyoto-su.ac.jp/~tokoroi/mokuroku.html>
]FIGCAPTION]

> この目録は、所功先生から寄せられた資料(未定稿)に基づき、著書・論文等を年月順に配列して作成したものである。

]FIG]

[64] 
[CITE@ja[ayumi.pdf]], [TIME[2023-07-01T12:24:55.000Z]], [TIME[2024-12-12T07:58:00.866Z]] <http://tokoroisao.jp/wp-content/uploads/2023/07/ayumi.pdf>

[67] [CITE@ja[94120801_01.pdf]], [TIME[2024-10-08T00:53:01.000Z]], [TIME[2025-01-30T05:07:49.229Z]] <https://www.bunka.go.jp/tokei_hakusho_shuppan/hakusho_nenjihokokusho/archive/pdf/94120801_01.pdf>
