[1] [DFN[[[弁済]]]]とは、[[債権]]の内容を実現する行為です。

[2] [[弁済]]により、[[債権]]は[[消滅]]します。

[5] [[債権者]]が[[弁済]]の[[受領]]を拒む場合には、
[[供託]]により[[債務]]を免れることができます。

[3] [[債権者]]の[[同意]]があれば、異なる方法で実現する[[代物弁済]]が行えます。

[EG[
[6] 例えば[[現金]]で支払う[[契約]]の場合でも、相当する価値の物により替えることができます。
]EG]

[7] [[第三者]]による[[弁済]]も可能です。

[8] ただし[[第三者]]の[[弁済]]を禁じる[[特約]]がある場合を除きます。

[9] [[利害関係]]のある[[第三者]]の[[弁済]]は、[[債務者]]の意思に関わらず可能です。
[[利害関係]]のない[[第三者]]の[[弁済]]は、[[債務者]]の意思に反して行うことはできません。

[10] [[第三者]]や[[保証人]]が[[弁済]]した場合、[[債権者]]の[[権利]]は[[弁済者]]に移転します
([[弁済による代位]])。

[EG[
[11] [[債権者]]が設定した[[抵当権]]を[[弁済者]]が実行できます。
]EG]

[12] [[債務者]]は、[[弁済]]を[[債権者]]か、[[受取証書]]の[[持参人]]か、
[[債権]]の[[準占有者]]に対して行うことで、有効な[[弁済]]となります。

[13] ただし[[債権者]]でない者に[[弁済]]したのが[[善意無過失]]でなければ、無効です。

[14] [[弁済者]]は、[[弁済受領者]]に対して[[受取証書]]の[[交付]]を[[請求]]できます。
[[受取証書]]の[[交付]]まで、[[弁済]]を拒むこともできます。

[4] [[弁済]]は、[[費用]]、[[利息]]、[[元本]]に順に[[充当]]されます。
