[22] 
[[樺太千島交換条約]]によって[[大日本帝国]]が[[ロシア帝国]]に割譲した[[樺太]]在住の先住民のうち、
[[樺太アイヌ]]の一部は[[北海道]]以南に移住し引き続き[[日本国籍]]を有しました。
後に[[有籍アイヌ]]と呼ばれることになりました。
その他は現地に留まり、
[[ロシア帝国]]の[[国籍]]を選択したことになって[[日本国籍]]を喪失しました。

[23] 
[[ポーツマス条約]]によって[[南樺太]]が[[大日本帝国]]に復帰した際、
[[南樺太]]在住の先住民は[[日本国籍]]を回復しました。
[[北海道]]に移住していた[[有籍アイヌ]]の多くは[[南樺太]]に帰還しました。

[28] 
法的に[[南樺太]]在住の先住民の[[ロシア帝国]]の[[国籍]]が残存している可能性がありましたが、
[[ソビエト連邦]]成立後の国内法手続きにより[[ソビエト連邦]]の[[国籍]]を与えられませんでした。
[SRC[>>10]]


[1] [DFN[樺太土人]]:

- [2] [[樺太アイヌ]] 
-- [11] [TIME[昭和12(1937)年][1937]]末時点で[[南樺太]]に1333人 [SRC[>>10]]
-- [3] [[有籍アイヌ]]
-- [4] [[無籍アイヌ]]
- [6] [[オロッコ]] ([[ウイルタ]])
-- [13] [TIME[昭和16(1941)年][1937]]末時点で[[南樺太]]に287人 [SRC[>>10]]
- [5] [[ニクブン]] ([[ニブフ]])
-- [12] [TIME[昭和16(1941)年][1937]]末時点で[[南樺太]]に97人 [SRC[>>10]]
- [7] [[キーリン]] ([[エベンキ]])
-- [14] [TIME[昭和16(1941)年][1937]]末時点で[[南樺太]]に24人 [SRC[>>10]]
- [8] [[サンダー]] ([[ウリチ]])
-- [15] [TIME[昭和16(1941)年][1937]]末時点で[[南樺太]]に15人 [SRC[>>10]]
- [9] [[ヤクート]], [[ヤクーツ]] ([[サハ]])
-- [16] [TIME[昭和16(1941)年][1937]]末時点で[[南樺太]]に2人 [SRC[>>10]]

[17] 
[[樺太アイヌ]]はほぼ全員、約1200人が[[大東亜戦争の終戦]]後に[[北海道]]以南に避難し、
引き続き[[日本国籍]]を有しています。 [SRC[>>10]]

[18] 
[[アイヌ]]以外の諸民族は47人から100人弱が[[終戦]]後に[[北海道]]以南に避難し、
引き続き[[日本国籍]]を有しています。
350人以上が[[ソ連]]占領下に残留しました。
[SRC[>>10]]

[19] 
残留者は[[西暦1970年代]]までに[[ソ連]]の[[国籍]]を付与されたといわれています。
[SRC[>>10]]
潜在的に[[日本国籍]]を有したままの可能性があります。

-*-*-

[24] 
[[樺太土人]]は[[戸籍]]に相当する[DFN[土人戸口]]に記載されました。
[SRC[>>10]]

[25] 
[[有籍アイヌ]]は[[北海道]]移住時に[[戸籍]]に記載されました。
[SRC[>>10]]

[26] 
[[無籍アイヌ]]は[[昭和時代]]初期に[[戸籍]]が創設されました。
[SRC[>>10]]

[27] 
[[大東亜戦争の終戦]]以後、[[北海道]]以南に移住した[[樺太土人]]も[[戸籍]]に記載されるようになりました。
[SRC[>>10]]



[REFS[

- [10] [CITE@ja[[[樺太先住民]]の日本国籍 : 国籍を剥奪されない権利 - HokudaiHouseiJournal_26_04_Sasaki.pdf]], [TIME[2019-12-05T17:13:46.000Z]], [TIME[2024-05-27T12:56:24.940Z]] <https://eprints.lib.hokudai.ac.jp/dspace/bitstream/2115/76267/1/HokudaiHouseiJournal_26_04_Sasaki.pdf#page=4>

]REFS]





[21] 
>>10 は[CITE[日本国との平和条約]]によって[[南樺太]]は[[日本]]の侵略前、すなわち[[日露講和条約]]以前の原状に復せられるべきとの解釈を採用している。
しかしこの解釈を受け入れるべきかには疑問もあろう。
[[樺太]]は[[朝鮮]]や[[台湾]]とは違って複数度にわたって国境線が変化していて、
[[日露戦争]]が[[ロシア帝国]]への侵略であるとする見解には異論もある。
また、[[ソビエト連邦]]が[[南樺太]]と共に[[千島列島]]および[[北方四島]]に軍事侵攻し、
[[ロシア連邦]]に引き継いでいる現状とも整合的な解釈がなされる必要がある。



[20] 
[[樺太]]の[[先住民]]が[[ロシア連邦のウクライナ侵攻]]で戦地に送られているとしたら、
[[日本国民]]が含まれる可能性があるということになるので、
[[日本政府]]はなんとかするべきでは?

[29] 
不当に[[日本国籍]]を失った[[北樺太]]の先住民にも[[日本国籍]]が回復されるよう[[日本政府]]は支援するべきでは??


