[5] [[十二支]]は、[[年]]の[[記述に使われる][紀年法]]ことがあります。 * 呼称 [24] [[十二支]]を使った[[紀年法]]を[DFN[十二支年]]といいます。 [25] [[十二獣]]を使った[[紀年法]]を[DFN[十二獣年]]といいます。 広義の[[十二支年]]には[[十二獣年]]を含みます。 -*-*- [26] [[十二支年]]のことを[DFN[干支年]]と呼ぶことがあります。 [[六十干支年]]のことと紛らわしいので要注意です。 [22] [CITE[4_177.pdf]], [TIME[2023-04-23T13:53:22.000Z]] [23] >>22 [[チベット]]の[[干支年巡礼]]。[[十二支年]]毎の巡礼のこと。 同じ著者の他の論文にも見える。 -*-*- [29] 12要素の読み方、書き方については[[十二支]]参照。 * 紀年法 [27] 12年を単位とし、第0年から第11年までにそれぞれ[[十二支]]を順に配当しています。 [28] [[十二支年]]は[[六十干支年]]の[[十二支]]部分と常に一致します。 [[十二支年]]を拡張したものが[[六十干支年]]とも、 [[六十干支年]]を簡略化したものが[[十二支年]]ともいえます。 [SEE[ [[六十干支年]] ]] * 古代 [SEE[ [[古代の干支紀年法]] ]] * 日本 [6] [[日本]]や[[支那]]では歴史的に[[干支紀年法]]を正式なものとして使ってきました。 [[十二支年]]はその簡略版で、比較的正式でない場面で用いられてきたようです。 [[元号]]と併記されることもよくありました。 [SEE[ [[元号年]]、[[日本の暦]] ]] [7] 現代の[[日本]]では[[干支紀年法]]は滅多に見かけなくなり ([[カレンダー]]などで見かけることがある程度)、 [[年末年始]]や[[生まれ年]]の話題で[[十二支年]]を使う程度になっています。 [3] [[亥年選挙]]のジンクスというものもまだ残っているようで、 最近では[TIME[平成31年・令和元年][year:2019]]に言われています。 * 中東 [9] [[蒙古帝国]]の影響で、[[中東]]でも使われたことがあります。 [REFS[ [FIG(quote)[ [FIGCAPTION[ [50] [CITE@ja[集史 - Wikipedia]] ([TIME[2016-12-31 04:11:55 +09:00]]) ]FIGCAPTION] > 『集史』の紀年法は、それまでのアラビア語・ペルシア語の書物と一線を画す表記法を採用している。主にモンゴル王族についての事蹟において書かれているのだが、まず、ウイグル暦と思しきテュルク語ないしモンゴル語による十二支年を置き、それのペルシア語による訳を附し、さらに季節とその月々の初・中・晩を述べてヒジュラ暦による年月日、時には曜日が附される。これはモンゴル宮廷では天山ウイグル王国などの書記法を採用して十二支年が使用されていたことが反映された物である。『元朝秘史』や現在発掘されているウイグル王国起源の経済文書なども基本的に十二支年だけで記されているが、ヒジュラ暦や季月などを並記する事で絶対年代の年月日を特定できるよう配慮されている。 ]FIG] - [8] [CITE[サファヴィー朝年代記とトルコ暦(十二支)の導入]] (後藤, 裕加子 2008-03 [TIME[2015-11-02 13:58:04 +09:00]]) - [11] [CITE@zh-TW[中華民國 內政部戶政司 年歲對照表]] ([TIME[2017-04-06 18:53:45 +09:00]]) -- [[十干十二支]]と共に[[十二支]]が示されている ([[十干十二支]]に含まれる字ではなく、動物名の字) ]REFS] * タイ [FIG(quote)[ [FIGCAPTION[ [2] [CITE@en[Thai solar calendar - Wikipedia, the free encyclopedia]] ( ([TIME[2016-06-20 23:35:01 +09:00]])) ]FIGCAPTION] > In the traditional Thai calendar, the change to the next Chinese zodiacal animal occurs at Songkran (now fixed at 13 April.)'''['''4''']''' For Thai Chinese communities in Thailand, however, the Chinese calendar determines the day that a Chinese New Year begins, and assumes the name of the next animal in the twelve-year animal cycle. ]FIG] * マレーシア [FIG(quote)[ [FIGCAPTION[ [12] [CITE[旧正月の広告 干支(えと)間違えマレーシア政府謝罪 | NHKニュース]] ([[日本放送協会]]著, [TIME[2018-02-19 14:00:08 +09:00]]) ]FIGCAPTION] > マレーシア政府は、旧正月を祝うために地元の新聞に掲載した広告に誤ってことしのえとの戌(いぬ)ではなく、去年のえとのニワトリが「わん!」とほえるイラストを使い、「技術的なエラーだった」と釈明しました。 > 広告は、マレーシアの華僑系の新聞「星州日報」に掲載されました。 ]FIG] * 西アジア [30] [CITE@ja[JOR_66_4_663.pdf]], [TIME[2021-09-06T09:48:03.000Z]], [TIME[2025-03-13T03:05:13.271Z]] * その他の暦法 - [[Kazakh Nomad Calendar]] - [[LLT]] * 人名 [SEE[ [[十二支]] ]] * 架空の十二支年 [SEE[ [[十二支]] ]] * メモ [13] [CITE@ja[統計局ホームページ/統計トピックスNo.114/「亥(い)年生まれ」と「新成人」の人口-平成31年 新年にちなんで-]] ([[総務省統計局]]著, [TIME[2019-01-04 10:43:09 +09:00]]) [4] [CITE[ウイグル文供出命令文書の機能に関する再考察]] ([TIME[2019-06-25 18:59:56 +09:00]]) [1] [CITE@ja[NZで「子年」の切手発行、デザインは中国の書道や伝統 写真4枚 国際ニュース:AFPBB News]] ([TIME[2019-12-09 10:40:22 +09:00]]) [10] [CITE@ja[統計局ホームページ/統計トピックスNo.122/「子(ね)年生まれ」と「新成人」の人口-令和2年 新年にちなんで-]] (令和元年12月31日 総務省 [[総務省統計局]]著, [TIME[2019-12-31 17:00:23 +09:00]]) [14] [CITE[ペルシア語文化圏における十二支の年始変容について(感想): むとうすブログ]] ([TIME[2020-04-30 16:22:47 +09:00]]) [15] [CITE[Kyoto University Research Information Repository: <論説>ペルシア語文化圏における十二支の年始変容について : ティムール朝十二支考]] ([TIME[2020-04-30 16:24:18 +09:00]]) [16] [CITE@ja[至正通宝紀年銭5種]] ([TIME[2018-08-08 11:53:03 +09:00]]) [173] [CITE[沖永良部島民のアイデンティティと境界性]], [[高橋孝代]], [TIME[2004 年 2 月][2004-02]] PDF 60頁 >生まれた干支が 12 年毎に巡ってくるごとに、生年祝いをする。沖永良部島では年齢は、 数え年で数えるのが一般的で、数え年の 13 歳を始めに、以後 12 年ごとの 25 歳、37 歳、 49 歳、61 歳、73 歳、85 歳、97 歳になった年に祝うのである。61 歳までの祝いは、同じ小、 中学校に通った同級生すなわちヨコの関係でホテルなどで祝宴を開く。島に残っている同 級生が幹事役になり、祝いの準備をし、島外に住んでいる同級生に案内状を送る。年の祝 いは、正月 3 が日の間に行われるのが通例であり、そのために、島外に住んでいる出身者 もお祝いのために帰省する。73 歳以降の生年祝いは、個人的に自宅で親族、同集落の人、 友人を招き行われるが、特に 85 歳からの生年祝いは盛大である。 [FIG(quote)[ [FIGCAPTION[ [17] [CITE[黒島の石碑・説明看板]] ([TIME[2020-04-24T14:02:24.000Z]], [TIME[2020-12-20T10:03:30.805Z]]) ]FIGCAPTION] > 「牛のモニュメント」の説明プレート > > 贈 > 本像は昭和二十八年(巳年)生まれの > 島出身で結成されている一本松会の > 左記寄附者により生年記念並びに島 > の発展を願い建立されました > 平成元年七月 ]FIG] [18] [CITE[08oda.pdf]], [TIME[2002-12-23T15:00:00.000Z]], [TIME[2021-05-02T06:48:57.237Z]] [19] [CITE[30423_Dissertation.pdf]], [TIME[2021-05-08T11:57:12.000Z]] [20] [CITE[sial34_061.pdf]], [TIME[2022-06-06T12:30:59.000Z]] [21] [CITE[Mongol2.pdf]], [TIME[2022-09-18T12:42:00.000Z]] , #page=73 [[ルーン文字]]