[2] 
[[元号名]]は[[改元手続き]]の中で決められます。
[[元号名]]たるものの世界的、全時代的な条件はありませんが、
時代や地域によって「元号的なるもの」の傾向はあります。

[9] 
現在の[[日本]]では、[[日本政府]]の規則や慣習によって[[元号名]]に使われるべき[[漢字]]や[[漢字]]の組み合わせの条件が決まっています。


* 制定手続き

[SEE[ [[元号の制定]] ]]

* 元号名の典拠

[10] 
[[日本]]では、[[平安時代]]頃から現在まで、典籍に見える語句を基に[[元号名]]を構成することとなっています。
これを[[元号]]の[DFN[典拠]]といっています。

[15] 
[[元号名]]を構成する2字の[[漢字]]の組み合わせはそのままの形で[[典拠]]の文章中に出現する必要はなく、
文章中の離れた位置にあることも多いですが、どのように2字を選ぶかはその[[元号名]]案の良し悪しの判断基準の1つとなります。
(単純に近ければ優れているというものではなく、説得力があるかないかです。)

[18] 
[[平成]]度まで、採用された[[元号名]]はすべて[[漢籍]] ([[漢土]]で前近代に書かれた[[書籍]])
を[[典拠]]としていました。
[[令和]]は初めて[[国書]] ([[和書]], [[日本国内]]で書かれた[[書籍]])
を[[典拠]]としたものです。
ただし[[令和]]も[[漢文]]体の部分が出典となっています。


[23] 
[[日本の元号]]や候補案の[[典拠]]は、
[[元号]]案の考案を担当する[[公家]]の記録などの形で伝えられてきました。
[[大正時代]]に研究が進み、
[CITE[年号考]]や[CITE[日本年号大観]]として取りまとめられました。

[35] 
前近代日本元号(案)の出典となる文章 (引文) は、
元号制度史研究の他に[[漢籍]]研究の視点からも重要な史料となっています。

-*-*-

[19] 
[[東洋]]各国でどのように[[元号名]]が決められてきたのかはまだ十分明らかになっていません。
[[日本]]と同じように[[漢籍]]を[[典拠]]としたと思われるものもあれば、
とてもそうとは思われないものもあります。



* 元号名の文字種

[SEE[ [[元号名]] ]]

* 元号の意味

[39] 
[[元号名]]の「意味」はいくつかの観点があります。

- [40] [[元号名]]の典拠の文脈における意味
- [41] [[元号名]]の考案者にとっての意味
- [42] [[元号]]の制定者にとっての意味・意義や意気込み
- [43] [[元号]]の利用者の感覚 (もじりや洒落、風刺なども含む)
- [44] その[[元号]]が使われた時代や前後の時代の流れを見た時に推測されるその字が選ばれた意義
(無意識的な選択意識まで含んだ、時代の空気のようなもの)
- [45] [[元号名]]によって事後的に生み出された時代意識


** 英訳

[17] 
[[日本政府]]の[[外務省]]は、
[[令和改元]]で[[令和]]の意味が[[英語]]「beautiful harmony」 
であると発表しました
[SEE[ [[令和改元]] ]]。
今後これを前例に英語の短い説明が発表されると期待されます。


** 支那の元号の意味と用字

-[51] 
[CITE@ja-JP[東洋時報 (118)]], [[東洋協會]], [TIME[1908-07]], [TIME[2025-09-30T02:09:54.000Z]], [TIME[2025-10-22T13:09:30.842Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/11187502/1/32> (要登録)
--[46] 
[CITE@ja-JP[文字の研究]], [[後藤朝太郎]], [TIME[明43.2][1910]], [TIME[2024-10-01T09:05:02.000Z]], [TIME[2024-11-01T05:17:21.529Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/902854/1/677>


** 日本の元号の意味と出典

[407] 
[TIME[2024-01-15T14:09:55.100Z]]
<https://fukuyama-u.repo.nii.ac.jp/record/5786/files/KJ00004163114.pdf>
#page=11
#page=12
#page=24


[48] 
[CITE@ja-JP[翁草 : 校訂 17]], [[神沢貞幹, 池辺義象 校]], [TIME[明38-39][1906]], [TIME[2025-02-25T01:55:51.000Z]], [TIME[2025-04-04T13:50:50.462Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/772584/1/7>


** 越南の元号の意味と出典


[205] 
[[越南の元号]]のうち、最後の[[阮朝]]は、
[CITE[大南実録]]
など比較的豊富な資料が残っていて[[元号名]]の出典や意味が知られています。
[SRC[>>204]]

- [206] 初代皇帝については諸説あります。
- [207] 前半の[[元号]]は、先代の事業や徳行の継承を表明したものでした。
例えば: [[明命]] (典拠は[CITE[書経]]),
[[紹德]],
[[嗣德]]
- [208] 後半の[[元号]]は、
[[儒教]]経典を出典に選定しました。
例えば:
[[保大]] (典拠は[CITE[易経]], [CITE[左伝]]の「保大定功」)
-- [209] 
大臣らにより皇帝が次々と廃立されたため、
先代の遺命をうけて即位するという論理が通用しなくなったためにこちらのパターンに移行しました。

[213] 
それ以前の[[元号]]は資料が少ないですが、
[[阮朝]]や他地域の事例を援用する形で建元意図を推測する研究があります。
[SRC[>>211, >>204]]

- [214] 「天」を使った[[元号]]は多いですが、
その多くは簒奪など即位の正統性に疑念のある[[皇帝]]の建てたもので、
[[天命思想]]によりその正当性を主張する意図が推察されます。
[SRC[>>204]]
-- [224] [[天命思想]]の関係については他の[[越南]]の研究者も個々の事例を検討しています。
[SRC[>>222]]
- [215] [[李朝]]の「嗣」元号全2例 ([[竜彰天嗣]], [[天彰宝嗣]])
はいずれも皇子誕生に関係します。
(なお[[天嘉宝祐]]も皇子誕生に関係します。)
[SRC[>>204]]
-- [216] ちなみにそのうち皇帝位を無事継承できたのは[[竜彰天嗣]]だけです。
- [217] その他[[李朝]]には[[祥瑞改元]]がありました。
例えば:
[[天資嘉瑞]],
[[通瑞]]
[SRC[>>204]]
-- [218] [[祥瑞]]を好んだ[[宋]]の影響と考えられています。
[SRC[>>204]]
-- [219] しかし[[李朝]]期に[[亀]]の[[祥瑞]]が33回も献上されているのに、
[[改元]]は1例もありません。
[SRC[>>204]]
- [220] 
戦勝記念:
[[神武]],
[[英武昭勝]]など
[SRC[>>204]]
- [221] 
平定、復興祈念:
[[治平竜応]],
[[大定]],
[[重興]]など
[SRC[>>204]]



[REFS[

-
[210] 
[CITE@en[Viện nghiên cứu Hán nôm]], [[Hannom, Ha Noi, Sai Gon, Viet nam]], [TIME[2023-03-26T12:15:20.000Z]] <http://www.hannom.org.vn/detail.asp?param=440&Catid=273>
--
[211] 
[CITE[CHỮ HÁN TRONG NIÊN HIỆU, THỤY HIỆU VÀ MIẾU HIỆU]],
[[PHAN VĂN CÁC]],
[TIME[2000]]
---
[212] 題名和訳: [CITE[年号、諡号、廟号の漢字について]] [SRC[>>196]]
-
[203] 
[CITE[[[年号と東アジア―改元の思想と文化―]]]]
--
[204] 
[[[CSECTION[[V[ベトナムの年号史試論 [WEAK(smaller)[―丁・前黎・李・陳朝期[WEAK(smaller)[(十世紀〜十四世紀)]]の事例を中心に―]]]]]]]]
-
[222] 
[CITE[[[ベトナムの漢字年号について⸺李王朝を中心に⸺]]]]
- [196] [CITE[スライド 1]], [TIME[2015-03-31T10:24:38.000Z]], [TIME[2023-01-24T10:31:03.012Z]] <http://koshigayahistory.org/560.pdf#page=7>


]REFS]

* 元号名の漢字

[295] 
[CITE@ja[元号の難陳は、「和音」で行うべしという主張 - 日本中近世史史料講読で可をとろう]], [TIME[2024-02-29T13:41:28.000Z]] <https://japanesehistorybasedonarchives.hatenablog.com/entry/20190115/1547537888>

[298] 
関連記事: [[亀光]]



** 元号らしさ

[24] 
[[元号の選定]]の基準はありますが、
これだけでは元号を元号たらしめている
「[DFN[元号らしさ]]」
は見えてきません。

[26] 
それでも過去の[[元号]]のほか、
[[私年号]]、
[[改元デマ]]、
[[架空の元号]]の事例をみても、
何らか「元号らしさ」
というものはあって、庶民を含むいろいろな人々の間で共有されていようことがうかがえます。

[25] 
[[令和改元]]では新元号発表まで多くの人が[[予想][新元号予想]]を楽しんでいました。
どうにも元号らしくないものも (ネタで) 挙げられましたが、
本気の予想の多くは元号らしがが感じられるものでした。

[27] 
一方で[[スローガン的元号]]は元号らしさがないものがほとんどです。
初期は漢字2文字など元号らしさがまだ残っていましたが、
時代が下るに連れてかけ離れていったようです。
[SEE[ [[スローガン的元号]] ]]

[REFS[
- [3] [CITE[平成の次の元号を、AIだけで決めさせる物語 - Qiita]] ([TIME[2019-03-20 10:36:40 +09:00]]) <https://qiita.com/youwht/items/0b204c3575c94fc786b8>
- [4] [CITE[エイプリルフールに発表される新元号が、偽物かどうかAIだけで判別する物語 - Qiita]] ([TIME[2019-03-20 10:37:06 +09:00]]) <https://qiita.com/Wisteria30/items/ba6ced1d55d12ce79943>
]REFS]

[5] 
>>3, >>4
タイトルだけみると、くだらない[[元号]]予想合戦に[[バズワード]]を足した低俗な釣り記事のように感じるのですが、
実際読んでみると、
われわれの感じる「元号らしさ」の正体を探る企ての端緒として興味深くおもわれます。

[6] (その点 >>3 の続編の[CITE[【続】平成の次の元号を、AIだけで決めさせる物語(@テレビ取材) - Qiita]] ([TIME[2019-03-20 10:51:31 +09:00]]) <https://qiita.com/youwht/items/7b1118ecd91bd2e232bb>
は残念ながらただの予想記事です。)

;; [7] >>6 の記事は過去の[[元号]]の[[画数]]を現在の[[字体]]で議論しているっぽいのがちょっと・・・

[11] 
>>5 「[[令和]]」は最初に見せられた時ちょっと[[元号]]っぽくないかも?と思ってしまった。
よく見ているとだんだん[[元号]]っぽさを感じてくるから不思議。
[TIME[2019-04-01T13:15:24.900Z]]

[12] 
「元号っぽさ」も当然時代が進むに連れて変わっていってるのだろう。
[[平成]]も[[改元][平成改元]]当初はぴんとこなかったと言っている人が多い。
[[令和]]も年を重ねていくことで意味が積み重なり折り重なり、
「元号らしさ」を染めていくのだろう。

[13] 
そうだとしたとき過去の[[元号]]から学習した「元号っぽさ」
がまだ見ぬ将来の[[元号]]にどれだけ適用できるのか、というのも興味深い。

[14] [CITE@ja[ある理系院生による新元号予想の軌跡 (2ページ目) - Togetter]]
([TIME[2019-04-01 22:19:56 +09:00]])
<https://togetter.com/li/1333815?page=2>

[28] [[文明]]や[[治安]]など、同字の[[一般名詞]]が生じて現代では元号らしさが消失したものもあります。

[29] 
ネタ枠代表扱いの「タピオカ元年」も音の響きは案外漢字2文字4音の漢語にありそう。
[[タピオカ]]流行を[[祥瑞][祥瑞改元]]といえなくもない。
伝統と新鮮味を適度にミックスするという近年の元号選定事例にのっとっているともいえる。

[30] 「俗用されていない」という現在の[[元号の選定]]の基準は満たさないけど、
[[奈良時代]]くらいに[[遣唐使]]が持ち帰った[[タピオカ]]を[[孝謙上皇]]がいたく気に入り[[改元]]した、
的な並行世界はあり得るのではなかろうかw

[31] [[タピオカ]]は[[平成]]の30年で大流行したのだから、[[追号]]するなら[[平成]]時代にかもな。

[32] 
[[元号の選定]]の規則は後付けで、
1000年以上の歴史の中で日本人に刷り込まれた
「元号らしさ」
を最低限書き表しただけのものだから、
候補を絞り込むための条件として検査には使えても、
そこから元号候補を発見するのは難しいかも。

[49] 
[[ChatGPT]] に[[元号]]の一覧を出せなどと尋ねると高い確率で存在しない嘘[[元号]]を答えるのですけれども、
ありそうでない案外いい線をついた[[元号名]]を提示することも多いんですよね。
「元号らしさ」の追求という意味ではいい所まで来ているのかもしれませんよ。
[TIME[2025-08-13T06:50:39.500Z]]



[131] 
「創業令和元年」は重みを感じる、「創業平成何年」はそれほどでもない、
という話が令和元年秋頃には出ていました。
[SEE[ [[令和改元]] ]]

** 元号の字種

[SEE[ 元号名の文字一般については[[元号名]] ]]

[20] 
[[日本の元号]]や[[中国の元号]]の[[元号名]]の[[漢字]]の利用頻度や選択の傾向については、
[[日本]]の研究者[[所功]]の研究があります。

[226] 
[[越南の元号]]の[[元号名]]の[[漢字]]の利用頻度や意味については、
[[越南]]の研究者らによる[[日本の元号]]や[[中国の元号]]との比較を含む分析の研究があります。
[SRC[>>204, >>222]]

[227] 
[[日本の私年号]]については、同時期の[[公年号]]と似た[[漢字]]が出現しがちという法則性が知られています。
[SEE[ [[日本の私年号]] ]]


[REFS[
- [21] [CITE@ja[「昭和→平成」改元の裏でどんな手続きや発言があったのか? 内閣法制局&内閣府から開示された政府資料を全公開します - スズキオンライン]], [TIME[2020-02-19 18:43:39 +09:00]] <https://michsuzuki.hatenablog.com/entry/2019/03/20/113127>
]REFS]


-*-*-

[133] 
[[日本]]では、
[[昭和時代]]の[[当用漢字表]]によって[[漢字制限]]政策が採られました。
[[常用漢字表]]により徐々に緩和されてきているものの、
使用するべき[[漢字]]の集合の目安が示されており、
それ以外の[[漢字]]の公的な利用は忌避される傾向があります。

[136] 
過去に[[日本の元号]]で利用された[[漢字]]でも、
[[当用漢字表]]や[[常用漢字表]]に含まれないものがあります。
[SEE[ 字体については[[元号名]] ]]

[134] 
[[平成改元]]時、
[[日本政府]]の[[内閣法制局]]は、
「元号といえどもこれを漢字で表記するというのであれば、常用漢字を用いるべく、かつ、その字体も常用漢字表に掲げられているものであるべきことは、法制局が当然審査すべき事項である」
としました。
[SRC[>>21]]



[135] 
[[令和改元]]時までに方針が転換されたとする根拠はありませんが、
[[常用漢字]]ではない (が[[人名漢字]]ではある)
「翔」
が有力候補に入っていたといわれています (>>36)。



;; [50] 
確かに[[改元手続き]]には[[改元]]の[[政令]]の制定があり、
[[政令]]の制定手続きには[[内閣法制局]]の審査があります。
[[元号名]]以外は定型化しておりますから、実質的には[[元号名]]だけが審査対象となることでしょう。
しかしながら、[[改元手続き]]の厳しい時間的制約の中で[[元号名]]を[[内閣法制局]]が不適切と判断したとして、選定をやり直す余地があるのかどうか。
[[総理大臣]]以下の[[閣僚]]や[[改元手続き]]のため設置された[[会議体]]の決定に[[内閣法制局]]が口を挟めるものか。
[[内閣法制局]]が[[元号名]]の決定に介入できる余地は現実的にはあまりないとも思われます。



* 元号名の衝突

[SEE[ [[元号名]] ]]

** 元号名の踏襲

[SEE[ [[元号名の踏襲]] ]]

* 研究史

[SEE[ [[元号]], [[改元手続き]], [[元号名]] ]]


[47] 
[CITE@ja-JP[折たく柴の記 下]], [[新井白石, 竹中邦香 校]], [TIME[明14.7][1881]], [TIME[2025-02-25T01:55:51.000Z]], [TIME[2025-04-04T12:07:47.159Z]] <https://dl.ndl.go.jp/pid/780949/1/7>


* メモ



[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[520] [CITE[元号 Q&A-4]]
([TIME[2012-12-04 13:13:29 +09:00]] 版)
<http://www.asahi-net.or.jp/~MI6M-FRYM/gengou/gengou_5.htm>
]FIGCAPTION]

>  猪瀬直樹の「天皇の影法師」(参考資料2)は天皇制の暗部に光をあてた、なかなか面白い本です。これには「光文スクープ事件」、「森鴎外-元号考」の話に関係して、元号が満たすべき条件として、かつて一木宮内大臣(いまの宮内庁長官に相当するものでしょうかね)があげたものが紹介されています。
> 元号は、本邦はもとより言うを俟たず、支那、朝鮮、南詔、交趾などの年号、その帝王、后妃、人臣の謚号、名字等及び宮殿、土地の名称等と重複せざるものなるべきこと。
> 元号は、国家の一大理想を表徴するに足るものとなるべきこと。
> 元号は、古典に出拠を有し、その字面は雅馴にして、その意義は深長なるべきこと。
> 元号は、呼称上、音階調和を要すべきこと。
> 元号は、その字面簡単平易なるべきこと。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[521] [CITE[元号 Q&A-4]]
([TIME[2012-12-04 13:13:29 +09:00]] 版)
<http://www.asahi-net.or.jp/~MI6M-FRYM/gengou/gengou_5.htm>
]FIGCAPTION]

> 「年号の歴史」(参考資料1)の第9章には、現在の制定手続きと選定条件に関する規定(閣議申合せ事項)が紹介されています。それによると、選定条件は、
>  (ア) 国民の理想としてふさわしいようなよい意味を持つものであること。
>  (イ) 漢字二字であること。
>  (ウ) 書きやすいこと。
>  (エ) 読みやすいこと。
>  (オ) これまでに元号又はおくり名として用いられたものでないこと。
>  (カ) 俗用されているものでないこと。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[527] [CITE@ja[書経 - Wikipedia]]
([TIME[2016-02-05 04:33:35 +09:00]] 版)
<https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9B%B8%E7%B5%8C>
]FIGCAPTION]

> 昭和や平成を始め35個の日本の元号は、この書が由来になっている。ただし、平成については出典箇所が偽古文尚書であるため、一部の専門家からは典拠としてはふさわしくないと指摘された。
> 森鴎外は最晩年、候補・典拠の一覧になった『元号考』(『鴎外全集 第20巻』岩波書店、所収)を作成したが、「平成」も既に江戸末期に「明治」等と並んで候補に上っている。鴎外は没した際『元号考』は未完だったので、親友吉田増蔵が、本人から依託され完成させた。なお吉田が改元に際し候補として「昭和」を勘申している。

]FIG]

[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[348] [CITE@ja[「年号」の背後にあるもの:研究:Chuo Online : YOMIURI ONLINE(読売新聞)]]
([TIME[2017-11-24 20:32:47 +09:00]])
<http://www.yomiuri.co.jp/adv/chuo/research/20171116.html>
]FIGCAPTION]

> 漢籍の出典を持つ年号がいつから出現したかを正確に見定めることは難しく、「仁寿」(851-854)まではさかのぼれそうですが、それ以後も典拠不明の年号が続き、漢籍の利用が常態化するのは、正暦(990-995)以後のようです。

]FIG]



[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[383] [CITE@ja[新元号、少ない画数に…1文字15画上限の方針 : 政治 : 読売新聞(YOMIURI ONLINE)]]
([TIME[2018-01-03 13:05:50 +09:00]])
<http://www.yomiuri.co.jp/politics/20180102-OYT1T50071.html>
]FIGCAPTION]

> 政府は、皇太子さまの即位に伴う2019年5月1日の改元を巡り、新たな元号は画数ができるだけ少なく、なじみやすい漢字を用いる方針だ。
>  国民の「元号離れ」を防ぐ狙いがある。新元号は最終的に3案に絞り込んだ上で、有識者や衆参両院議長らの意見を踏まえて決定し、18年中に事前公表する見通しだ。
> [SNIP[]]
>  これを踏まえ、1文字15画を上限とし、できる限り画数の少ない漢字を選ぶ方針だ。

]FIG]



[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[1] [CITE[新元号 過去と重複判明しても「違法とはならない」 | NHKニュース]]
([[日本放送協会]]著, [TIME[2019-03-13 15:49:26 +09:00]])
<https://www3.nhk.or.jp/news/html/20190309/k10011841251000.html>
]FIGCAPTION]

> 昭和から平成への改元に先立って、内閣法制局が、改元の法的な問題点などを整理した際、新元号を定めた後、過去に用いられた元号や地名、それに会社の商号などと重複していることが判明しても、「違法とはならない」とする見解をまとめていたことが、NHKが行った情報公開請求でわかりました。
> また、見解では、当時、改元の事務を担当していた内閣内政審議室が、情報管理を徹底するため法制局による事前審査にも候補名を示さない姿勢を取ったことから、「重複の防止は内政審議室の責任に帰す」として、その旨を担当者に告知したとしています。

]FIG]


[FIG(quote)[
[FIGCAPTION[
[8] [CITE@ja[新元号、予想ランク上位は回避方針 1日昼前めど発表へ - ライブドアニュース]]
([TIME[2019-03-29 12:06:08 +09:00]])
<http://news.livedoor.com/article/detail/16233114/>
]FIGCAPTION]

> 民間で流行している元号予想で取り沙汰されている「安久」などの案について、政府関係者は「俗用の一種に当たるので、なるべく避ける」と語る。よくある人名や大企業名などは使わない方針だが、中小企業や小さな商店などの名前と重複することはあり得るという。政府高官は「俗用されていても、よい意味であれば総合評価で選ばれることもある」と話している。

]FIG]



[16] [CITE@ja[日本の年号候補・未採用文字案 | ミカド文庫]]
([TIME[2019-04-18 13:46:48 +09:00]])
<http://mikado-bunko.jp/?p=842>

[22] 
[CITE@ja[新元号「政府の最有力案」葬儀社名に使われ断念 : 令和・新時代 : 読売新聞オンライン]] ([TIME[2019-05-18 12:21:14 +09:00]]) <https://www.yomiuri.co.jp/kaigen/news/20190501-OYT1T50036/>

[33] >>22 この記事に書かれていることが正しいと仮定すると、

- [34] 大正時代の「T」とのイニシャル衝突が直ちに不適切とはされなかった。
- [36] [[常用漢字]]ではない ([[人名漢字]]ではある) 「翔」が不適切とはされなかった。

前者は明治生まれの日本人が2000人前後在命と推測されているため回避されてよかったと思われます。

[37] 
[[JIS X 0301]] で元号を表すために「N」、年を表すために「Y」が使われているので、
これが先頭に来る元号は好ましくないという意見があります。
[[JIS X 0301]] のような正式なものではありませんが、「G」や「X」
が使われることもあります。

[38] 
といってもこれらはいずれも書式の記述に使うこともあるという程度のもので、
元号の選択を縛るほど深刻な影響をもたらすとは思えません。



